議会での一般質問、終わりました。

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こんばんは!さきほど大津市議会11月定例会の一般質問初日が終わりました。
市議会議員の藤井哲也(みんなの党)です。

質問と市の答弁の要旨のみ簡潔に以下まとめます。



【大津市特別職報酬等審議会の諮問事項について】

[Q] 大津市の特別職(市長や副市長)の退職手当は報酬審議会の諮問事項に入っていないが、その理由は?
[A] 旧自治省の通知によれば「特別職報酬審議会」の諮問事項に退職手当も含まれている。

【元納税課職員の不祥事について】
[Q] 不祥事をおこした職員は10年間異動がなかったが、理由は? 
[A] 4年をめどに異動するようにという考えがあるが、本人の希望と、適性によって決めている。
[Q] 元職員の上司だった職員は不正を発見できなかったが、その職員の現在の配属に問題ないか? 
[A] 資質面からも問題はない。
[Q] 今年4月現在の管理職だけではなく、不正が行われていた期間中の管理監督責任がある職員をこそ処分すべきではないか?
[A] 現在のところ警察が調査しているが、結果が出れば遡及して処分したい。しかしながら、すでに退職しており在籍している職員はいない。

【おおつSNSと市長マニフェストについて】
[Q] おおつSNSは今後どのように運営、または廃止に向けて計画しているか?
[A] 来年夏をめどにサービスを利用している団体へ「新おおつSNS」として引き継ぐ
[Q] すでに廃止すべき時期にあるが廃止できないのは市長マニフェストに掲げられているからか?
[A] ずっとどうすべきかを検討してきた。よって市長マニフェストとは関係ない。
[Q] 数百万円の税金が検討プロセスが遅すぎるため無駄になってきた。その責任の所在は?
[A] われわれ(市)にある。

【堅田駅西口土地区画整理事業の来年度以降の計画とまちづくりについて】
[Q] 堅田駅周辺を中心に市北部のまちづくりについて、JR増便や駅東の再開発の要望が地元にあることを踏まえどのような構想があるか?
[A] 計画をもとにさらなる発展のために取り組む。

【税収外収入増加策と経費節減策について】
[Q] 庁舎や皇子山運動公園等の飲料用自販機の設置を一般競争入札にすれば税収外収入増につながるが?
[A] 今後進めていく。一般競争入札にできる飲料用自販機は21か所ある。
[Q] PPS業者(民間の電力供給業者)を導入すれば光熱費の経費節減につながるのでは?
[A] 今後検討していく。

【真野大野廃棄物の不法投棄について】
[Q] 真野大野の不法投棄されたドラム缶を今後どのように処理するか?
[A] 不法投棄した関係者への措置命令を今年度中に行う。

【市職員の採用方法について】

[Q] 「大津市が求める人物像」を定義しなければ、採用競争に自治体間競争で負けてしまうが?
[A] 今後、取り組んでいきたい。


以上です。60分いっぱいいっぱい使いました。
なかなか時間の使い方が難しいというか、今回は質問を多く作りすぎてしまい、ひとつひとつをつっこめなかったです。課題です。


それにしても、不祥事を起こした元職員の上司だった方の現在の配属などは、私は一市民として不安を感じます。本当に大丈夫なんだろうか?
また、「おおつSNS」が廃止できないことについては、本年4月の事務引継書には、きちんと「市長マニフェストに掲げれているため」廃止できない旨が記載されていますが、答弁によれば違うということです。
今回は「一問一答方式」で、事務引継書自体への再質問は事前通告内容から外れるため、とりやめましたが、担当者間で引き継がれていることが間違いだというのはおかしな話です。


とはいえ、堅田駅を中心としたまちづくりや、税収外増収策や節減策、真野の不法投棄されたドラム缶問題等について、前向きな答弁を頂きました。
明日からは他の議員の一般質問もありますので、頭を研ぎ澄まし勉強したいと思います。




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