「志成会」を解散し、「おおつ志政会」を結成。

ホームブログ>「志成会」を解散し、「おおつ志政会」を結成。



 11月1日。2期目の市議会議員任期も残すところ、来年4月末日まで、ちょうど半年となりました。
 
 本日、市議会内会派「志成会」を解散し、私は「おおつ志政会」の設立を届け出ました。谷祐治議員は「清正会」、山本哲平議員は「志士の会」を設立されました。

 ちなみに、政策的な不一致でもなく、関係が悪くなったわけでもありません。現在の大津市議会、ひいては大津市民のためには、この形(3人がそれぞれに1人会派を組むスタイル)の方が、よりメリットが高いと考えたからにほかなりません。議員控室のレイアウトもそのまま、基本的にはこれまで同様に議案審議や政策提言、市政情報共有なども密接に連携して行っていきたいと考えていますし、3人の議員それぞれが合従連衡しやすくなったことから、より幅を広げた活動につなげていきたいとも考えています。





 私にとって第2期目が始まった平成27年5月に、志を同じくする谷議員、山本議員と会派「志成会」を結成しました。(当時のブログ記事
 
 【志成会 会是】
 
 1.住民自治のさらなる発展
 行政効率を優先した画一的なまちづくりではなく、地域の実情に見合った市政運営が行われるよう、市民や各種団体との意見交換を重ね、政策の推進に資する提言・提案を重ねてまいります。

 2.議会のさらなる活性化
 二元代表制をより健全に機能させるためには、議会に付与された権能をより効果的に発揮しなければなりません。志成会に所属する議員は是々非々の姿勢でその職責を果たすとともに、政党・会派の枠組みを越えてより良い合議を目指してまいります。

 3.市政運営のさらなる可視化
 透明性の高い開かれた市政を実現するため、政策形成過程や意思決定過程をより明確にするとともに、市が保有する情報については、より積極的に市民に開示されるよう、努めてまいります。


 上記、「会是」は今尚、市政課題の中心と言っても過言ではありません。昨今の支所統廃合問題において、行政効率を優先した画一的まちづくりではなく地域の実情に見合った市政運営が進められる必要性を感じることが多くなっています。
 議会のさらなる活性化という点では、議会改革度では全国市町村第2位(市では第1位)を連続して受賞するなど、先端的とされる議会改革の一翼を担ってきたものの大津市議会内部から見れば、なお多くの課題が山積しているように思います。今回、交渉会派を解散したのも、今期、さらには来期以降の大津市における二元代表制がより機能し、さらに大津市が良くなるよう、今の大津市議会における会派制度に一石を投じるべく、オプションの一つとして選択したものです。 
 これまで通り、同じ部屋で同じように仕事をすることになるので、それほど感慨深いものではないのですが、志成会の会是を軸に、しっかりと残された6か月間の議員任期を戦い抜きたいと思います。


 また私自身、考えるところがあり、市議会議員は今期限りとすることも含めて進退を検討中です。この件は、ごく親しい人には今年の年頭に、一部の方には県議補欠選挙が終わった頃から相談をさせて頂いてきました。
 より自分自身の専門性を活かせるフィールド、高いモチベーションや向上心を持ち続けられる仕事をしたいという想いが、ふつふつと高まってきています。市議としての仕事には責任と共に大きなやりがいを覚えるところですが、年齢の節目を迎えたこと(40歳代になりました)や、これまで培ってきた経験・知識を考えると、同じ命を削ってまで動くのであれば、さらに大きな仕事・社会貢献をしていきたいと考えるようになってきています。
 後援会や支援者の皆様、家族からは次のチャレンジに向かうために超えるべき幾つかの宿題も与えられています。それら宿題をクリアしなければ次の使命に進むこともできません。また地域や市民の皆様に迷惑をかけるわけにもいきませんので、ある程度早い時期に最終的な判断をしかねばならないと考えています。 
 いずれにせよ残り半年、悔いないようにがんばります。
 


フジイテツヤ







▲ページのトップへ