視座をもっと高く持たねば!

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こんばんは!めっきり寒くなってきましたね。
大津市議会議員(みんなの党所属)の 藤井哲也 です。

昨日、国会が閉会しました。
みんなの党は、「いまは国会を閉じる時ではない。二重ローン対策の予算手当てなどの東日本大震災の復旧もまだまだ終っていないし、将来の日本のためにいまやらねばならない法案がまだまだ残っている!」として通年国会を主張してきました。

最低限でもやるべきことは、民主党自らが提案した「国家公務員の給与を7.8%削減するとした法案」であります
また、11月に自民党、公明党も人勧を実施したうえで7.8%削減する案には賛同したにも関わらず、結局なにもせず国会閉会、そして継続審議。
継続審議されるのかどうかさえ怪しいです。結局のところ廃案になりそうです。

いま国がやろうとしていることはあべこべすぎて本当に一国民としていらだちが高まります。
やるといったこと、野党が賛同し可決見込みが高いものを敢えて国会で採決せずです。

TPP交渉参加の表明や、消費税アップ移行の表明をしたものの、これらは結局、官僚が強く求めていることにのっかかっただけです。
国民が求めていることとは明らかに方向性が違うような気がしてなりません。
先にブログ記事で書きましたが、野田政権はどちらを向いて政治をしているのでしょうか?

国民には行政改革はポーズだけ「やる!」として結局何もせず、官僚の方を向いて天下り団体に支出されている年間12兆円には手をつけず、消費税をアップしようとする・・・。
たとえ消費税を1%アップしたとしても増収効果は2兆円で、消費税率を10%にしたところで10兆円の増収効果しかありません。
そして消費税アップによる国民、法人のダメージは更に消費性向を悪化させて、モノが売れず、デフレが進み、企業利益が悪化し、雇用が減り、消費が減るとなっていくのは明白であります。
天下り団体への無駄な供給を完全ストップし、国家公務員給与を削減すれば、消費税アップなどしなくてもいいのです。


連合を支持母体に持つ民主党では、まずこの国は変えられないと感じた今国会であり、この1年であります。国民の落胆は大きすぎるように感じます。
本当にこの国は公務員天国です。
滋賀県議会でも、つただ恵子議員が、県職員住宅の問題について県議会で取り上げます。
滋賀県職員住宅は独身者用1DK築年数が浅いもので 使用料は月6千円から9千円。駐車場代は2500円であります。
ありえないですね!!!本当に。ありえない。

公務員天国日本は地方にまで行き届いています。
滋賀県だけではなく、基本は地方自治法や公務員法などで、“民間準拠”としているにもかかわらず、「オカミ意識」が強い行政では、現実は“官公準拠”であります。
悪の権化とも言える官僚が利権を貪るこの現状を変えるためには、強力なリーダーシップを持つ政治家が生まれなければならないはずです。

その一人の候補である みんなの党の渡辺代表や、自民党の安倍元首相、大阪維新の会の橋下新市長らが、公務員制度改革をやろうとすれば、必ず公務員が邪魔をし、
マスコミもそれにのり、なんとかしてそうした改革派リーダーを失脚させようとします。

結局のところ、強いリーダーを生み出すかどうかは、国民、市民の眼次第と思います。
マスコミの報道や、有名人のコメントに惑わされず、一人ひとりが国の未来を考えられるかどうかが、この国を変えられる唯一の道であるとも言えます。



いま私自身もそうであり、市民が持たねばならない視座は、喩えるならば、
「スマートフォンアプリ を正しく使いこなし、業務効率をあげること」ではなく、
「社会を良くする スマートフォンアプリ を考え、作りあげること」でもなく、
「社会を支配するアプリの売買市場である itunes のようなプラットフォーム(環境)を創ること」であります。

与えられた環境の中で、毎日、きゅうきゅうとビジネスをするのではなく、ビジネス自体を創造することでもなく、そうしたビジネス環境や社会環境自体を根本から作り変えることです。


とはいいながら、私にとっては現在、大津市議会11月議会中で議案審議中です。
市民のために、予算の使われ方が正しいのかをきちんとチェックします。新しい条例も市民のためのものかをきちんとチェックします。
そうした日々の活動の中にも、高い視座を持って考え行動したいと感じます。
政治家を志す人と多く出会いたいです。

若ければ若いほど、考える未来が長いわけであり、可能性があり、新しい感性を持っていると信じています。
高い視座を持ち、一緒に活動してくれるような方と出逢えることを念じます。
私の活動に興味がある方、政治を真剣に考える方、ぜひご連絡をお待ちしています。
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