経営する会社の14回目の創業記念日を迎えました。感謝!

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 本日から決算委員会です。当分、いろいろと予定がありブログも更新できないかもしれませんので、近況を記載いたします。

 大学を出て3年目の24歳の若造の私が創業した会社が、去る9月29日に14回目の創業記念日を迎えました。
 私が大学に入学した1997年は今から振り返ると大変な時期で、アジア通貨危機でバブルで弱っていた日本経済が一気に崩壊した時期でした。山一證券がつぶれたのが正に1997年でした。
 データ的に非正規社員や失業率が高い水準となったのはこの頃からで「就職氷河期」と呼ばれ、小泉政権による自由主義的政策によりIT産業で一時的な活気が出たものの、その後は長らく雇用環境は冷え込んできました。
 2001年に人材派遣会社に就職し、入社時の売り上げが181億円だったのが、2年後の退職時には300億円近くまで増えていたのは、「派遣」に対する需要、人的コストの縮減による経営効率化ニーズが強かったのだと思います。たとえ大学を出てもキャリア形成に失敗すれば、なかなかその後のキャリア形成がうまく進まないという状態になりました。
 こうした最中の2003年に京都で創業し、2007年、2008年のサブプライムローンショックを経験し、雇用環境が大変厳しい中、同業者はどんどんつぶれていったり、大手に吸収されていきました。いまなお、こうした厳しい状況を潜り抜け存続し続けられているのは、多くの企業様のおかげだと感謝しかありません。議員になってからも引き続きお仕事を頂戴している企業様も多くあります。本当にありがとうございます。

 そして今年度は私にとっては久しぶりの事業を開始しており、「滋京奈地域人材育成協議会」という産学連携の大学生/地域産業の育成組織の事務局支援業務を担わせて頂くことになりました。
 議員の仕事は100%やり、そしてその上でしっかりと地域の雇用のために事業者として頑張っていきたいと思います。

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 10月1日から大学院後期授業が始まりました。後期登録予定の講義は、「政策評価」や「立法政策・技術」、「統計基礎」、「意思決定論」などです。

 早速ですが、「立法政策・技術」という講義を受講しました。先生は衆議院法制局の現役部長の方です。
 この講義を受けた後、少し茫然自失の状態に陥りました。この先生は若かりし頃、臓器移植法案の立案(1997年頃)に関わられ、その際のエピソードをお伺いしました。
 「脳死」とは何か?人の死を法律が決めてもいいのか?葛藤の中でどのように法案が成立したのかを伺う中で、法律や条例の重さを改めて考えました。私自身、自分は市議会での審議の中で、条例案の審議にどれくらいの想いを持って取り組めているだろうか、そしてもっと一つずつの条例や予算に想いを持って取り組まなければならないと、思いを強くしました。

 大学院に通うこと自体、経験主義的な立場の方からよく「そんな時間があるなら地域でもっと汗をかけ」と仰って頂いているのを承知しています。「得た知識をかならず政治の現場で生かしていく」という強い思いを持ってインプットに励みます。

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 また、「びわこサイエンスパーク促進協議会」の報告会と総会に顧問として出席しました。下記写真にある通り、競走馬の調教施設のイメージ図が示されました。前後して真野北部土地改良区の臨時総会と報告会が開催されこちらにも参加させて頂きました。裁判になっており軽々に動くことや物申すことはできませんが、やはり地域に住むものとして、環境に配慮した工事が進むことを強く望みます。

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大津市議会議員 藤井哲也拝




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