平成26年度大津市予算を議会議決!

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おはようございます!
大津市議会議員の藤井哲也です。

長かった2月議会が先日(3月14日)閉会し、「平成26年度大津市一般会計予算」をはじめ多数の議案が議決されました。
なお、大津市議会ホームページがリニューアルされて、議員ごとの賛否の状況も公表されることになりました。会派という傘に隠れにくくなった点で率直に良いことだと思います。本来、議員は会派で選出されているのではなく、個人で選出されているのですから。
議員ごとの議案賛否状況(PDF)、議員ごとの意見書・請願賛否状況(PDF)




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今回は、大津史上もっとも支出が多い市長案が提出されました。
社会福祉費が高まるのは仕方ないとしても、いじめ対策費、市外ごみ搬出費、焼却炉修理費、英語教育費などがかなり増額されました。
法人税収入が増えることを見越して、税収が増えてはいますが、公務員人件費削減を打ち切るなどして行政改革は一進一退、どちらかと言うと後退です。

一般質問で私が取り上げたように、消費税が8%にアップすることに伴い、低所得層を中心に生活困窮が広がることが想定されますが、国予算による非課税世帯への「臨時給付金」や、同じく国予算による「生活困窮者自立支援事業」ばかりで、本来、市民生活に最も近い大津市として講じている対策はありません。この点は非常に問題を感じています。
【参考】2014年3月3日のブログ記事3月4日のブログ記事


そうした問題をはらみながらも、国民健康保険料の大幅値上げを緩和するための修正を加えた予算は可決し、来年度の予算執行は問題なく行われることになりました。
【参考】「大津市の国民健康保険を巡る議論。」(2014年3月7日ブログ記事)


以下、私がこれまで提案してきた政策・事業も実現することになりましたのでご報告します。

■行政改革
[1] 人事評価結果の職員給与・賞与への反映
[2] 総合コールセンターの開設準備
[3] 民間電力事業者を活用した光熱費節減

■産業振興
[4] 地域の中小企業・ベンチャー企業の振興対策(地域ビジネス支援室の設置)

■教育改革・子育て支援
[5] 英語教育の充実
[6] 「コミュニティ・スクール」の開始準備
[7] 「私立幼稚園保育料補助」の継続
[8] 「大津市教育振興基本計画」策定過程に議会が参画


ここに来て2~3年前に提案していた政策が導入されようとしています。
しかしながら小手先の導入の感を受けますので、「みせかけ」に終わらないように、市の動きを厳しく監視しながら、問題指摘と政策提言を強力に進めていきたいと思っています。


なお越直美市長におかれては、コンプライアンス(法令順守)に抵触する事案があり、あらためて法令順守を求める決議案を、谷議員、山本議員と3名で提出したことをご報告します。
【参考】「越市長にコンプライアンスの遵守を求める決議案を提出」(谷ゆうじ議員ブログ記事)


大津市議会議員 藤井哲也拝










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