一般質問終了。全員協議会での説明を経て、予算審査へ。

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こんにちは。
大津市議会議員、藤井哲也です。

昨夜は大変お世話になっている びわ湖花街道の 佐藤良治会長の 黄綬褒章受章お祝い会に 恐れ多くもお招きいただき、眞に僭越ながら人生初めて鏡割りの大役を頂きました。

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大津はもとより、滋賀県、関西の観光振興にご尽力されておられ、また後身の育成にも熱心に取り組まれています。
私の同級生も薫陶を受けて頑張っています。
大学(立命館大学)の大先輩でもあり、いつも背中を見て学ばせて頂いています。
本当におめでたい席でした。参加できたことを光栄に感じます。



さて、私の本会議一般質問が去る10日に終わりました。
質問項目ごとの答弁内容及びポイントの解説はあらためてして参りますが、聴きたいことは聞けて良かったと思います。市にはもう一歩踏み込んで答弁をして頂きたかったところですが、逆に私がもっと踏み込んで質問しなければならなかったのかもしれません。
いまでも自分の中ではまあまあ厳しくしているつもりなんですが、曖昧な答弁、中途半端な答弁が今後も続くようでしたら、根本的に質問の鋭さを変えねばらないとも思います。
【参考】一般質問の原稿


また質問項目の2つ目の今議会に提出されている、補正予算議案に関する「JR大津駅周辺住民への意向調査費450万円」については、市長と議論がかみ合わない部分がありました。

私が問題視したことは以下の点です。

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1)財政課で140万円だった査定から、市長の意向により450万円に増額されたその積算根拠。
2)財政課査定から310万円増額された分の、成果の上積み。(費用対効果の観点から)

簡単にまとめると以上2点だけです。
市長による答弁では明快なる説明がなされなかったため、本日10時から改めて、市長以下関係者の方が出席の上、全員協議会が議長招集により開催され、説明がなされました。

どういった作業が積算の根拠になっているかが、はじめて全員協議会の場で示されたわけですが、それなら最初から本会議の一般質問で説明しておけといいたいところです。(最初は市長は答弁から逃げ続け、部長に応えさせていました)

また、310万円上積みした分の成果については、アンケートのサンプル数が増えることによる精度向上とのことです。
この「精度向上」については議会答弁で市長から頂いていましたが、どのくらいのサンプルを取るのかという質問に対しては、

市長「なるべく多くサンプル数をとるべきというふうに申し上げましたけれども、具体的に何件にするということは、予算査定の時点で具体的な数字については結論を出しておりません。」

とのことでしたが、実は決まっていたようです。

● 駅利用者アンケート 500件(130万円)
● 周辺事業者アンケート 300件(80万円)
● ウェブアンケート 600件(100万円)
合計1400件
とのことです。

議会答弁では本来説明すべきことを説明せず、隠していた(隠ぺい)と考えてもおかしくありません。


明日は、予算常任委員会の施設委員会分科会で、この案件について審査がなされます。
ポイントとしては、
① どの程度の「精度」を必要として、1600件のアンケート数にしたのか。
② 周辺事業者アンケートは300件とのことだが、回収率は何%を想定して、予算計上しているのか。
③ 駅利用者アンケートの調査員の経費は10万円だが、その予算で可能か。
などだと思います。

私はこの委員会所属ではないので、所属の委員の皆様により審査頂けることになります。
私の所属委員会である「生活産業委員会」では、特産試作品開発費などを審査することになります。
これはこれでキチンとした根拠があるのかどうか、チェックしていくべき案件だと思っています。


大津市議会議員 藤井哲也拝


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