決算特別委員会。

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こんばんは。
大津市議会議員 藤井哲也(みんなの党) です。

ようやく、「みんなの党通信大津版 第7号」が完成しました。来週から駅前で配布させていただきます。駅で見かけていただきましたら、「みんなの党通信」受け取って頂けましたら大変嬉しく思います。

ところで、現在大津市議会では、「平成22年度の大津市の決算特別委員会」というものが開催されています。当然こちらも傍聴可能ですので、お気軽に市役所(@皇子山)にお越しください!

この決算特別委員会というのは、昨年度の大津市の予算の執行や成果を報告され、市民の代表者たる市議がそれを聞き、お金がムダに使われていないか、契約がきちんとなされているのか、きちんと成果が出ているのかなどを質問(質疑)させていただき、市の職員の方よりお答えをいただくというものであります。
この“特別委員会”は、一応先日閉会した9月定例議会の延長戦のような位置づけで、継続審査案件となっていた「決算に関する議案」をこの特別委員会で審議していることになります。(ややこしい)

1日目~4日目は「一般会計」に関してで、5日目~7日目は「特別会計並びに企業会計」についてです。

「一般会計」とは、福祉や道路建設補修、産業振興、環境等の部署に関係する会計のことで、「特別会計」とは特別な事業(例えば堅田駅西口開発事業など)に関係する会計であり、「企業会計」とは大津市の公営企業であるガスや水道、市民病院などの会計のことです。

ちなみに大津市には「予算委員会」というものがありませんので、「決算委員会」では、きちんと使われたのかをチェックするだけしかできませんが、ここのチェックをきちんとすることが無駄な予算を減らすことにつながるので重要です。


さて、全国的に警察が暴力団対策を強めています。滋賀県でも条例が成立しましたが、一足遅く大津市においても「(仮称)大津市暴力団排除条例」がパブリックコメント(市民の皆さまから案に対してご意見を頂く制度)が行われています。ネットからでもご意見をドンドン仰っていただきたく思いますので宜しくお願い致します。  

併せて、不祥事が絶えない大津市職員のコンプライアンス(法令順守)問題。
こちらもキチンとしようということで、「大津市職員等の公正な職務の執行の確保に関する条例(案)」というものがパブリックコメントされています。こちらは連休明けの来週火曜日がパブリックコメント終了日になっていますので、職員の不祥事問題に頭にきているという方はぜひご意見を送ってください。

直近では、大津市民病院の官製談合事件や納税課職員による市・県民税の横領などがありました。全員が聖人であるわけではありませんが、税金を1円でも払いたくないという生活が逼迫した人も多い中で、一部の人間が悪事を働いてしまい、市役所全体の士気低下や、信頼失墜につながるのはあってはならないと思います。

今回の素案では、「公益目的通報」と「不当要求行為の禁止」が記載されています。特にこれまで大津市では市役所内部の通報制度はあったのですが、(不祥事が続発しているにも関わらず)一度も通報がありませんでした。つまり、誰が通報したかわかってしまいかえって通報した人が不利益を被ってしまう恐れがあったことなどがあると思います。
そうした経緯もあり、今回の条例素案では一般市民の皆さまも市役所職員の行為に対して公益性があれば通報しても良いとなっています。
また、「外部監察員」制度が設けられています。外部の弁護士さんに様々な部分で支援いただくものです。この部分は税金が別途かかるはずです。
そのほか、内部のコンプライアンス推進員が調査を行うとありますが、きちんとした調査ができるのかも考えていかねばなりません。上からの圧力がかかった場合、大丈夫なのか?

言えばキリがないと思うのですが、皆様の視点でも一度ご覧いただければと存じています。


また三連休が近づいてきていますね。


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