大津市の小学校給食を試食。食育について学ぶ。

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おはようございます。
大津市議会議員、藤井哲也です。

今週月曜日のことになりますが、草津の小野元嗣議員からかねてリクエストを受けておりました、大津市小学校の給食の試食をセッティングさせて頂き、私も同席いたしました。
小野議員は、非営利法人のファザーリングジャパンの滋賀の役員をされていて、いわゆる「イクメン」支援に取り組まれています。そうしたこともあってか、「食育」(食を通じた教育)にも関心が深く、草津市内だけではく滋賀県中の学校給食の調査や食育の進め方に関する調査をされています。

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試食をさせていただいたのは、私の地元の市立真野小学校です。
校長先生も栄養教師の方も「食育」に熱心に取り組まれていて、視察前日には研修もされていたとのことで、その時の資料も拝見させて頂きました。

私の小学校当時に比べ、味も良くなったなと思いました。しかし量は昔の方がもっとあったかなと思います。
聞くところによると、最近の子供は食べる量が減っているとのことです。
貧しくて給食が一日の主食という子どもも減っているからだそうですし、そうでない家庭でも食生活そのものが変わってきているとのことでした。

ちなみに真野小学校は、近隣の小学校で競い合っている「フードロス(食べ残し)」の少なさ競争で、常に上位で最近は1位になったとのことです。食べ物は動物や植物の命を頂くことだと思いますので、食べ残しは絶対にしてはいけないと私も学びました。こうした取り組みがこれからも推進されるようにと思います。


その後は、私が法人理事を務めさせて頂いております、「麗湖こども園」(真野北学区)に小野議員とお伺いしまして、認定こども園の現状を理事長先生はじめ職員の皆さまに教えて頂きました。
再来年から始まる「子ども子育て新制度」下での、「(新)認定こども園」の全国設置が目前に迫ってきていますが、従来型のこども園を幼稚園(学校法人)を母体として、運営されているのは全国的にも稀で、そのうちの一つがここの園です。

文部科学省所管の幼稚園と、厚生労働省の保育園との二重縦割り行政の影響で、事務上ではいくつかの課題があります。
しかしながら、サービスを受ける子どもや保護者にとっては、保育園と幼稚園が合体することで、当然ですが教育と保育がミックスされて、大変良い施設になっていると感じました。

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11月に突入です。もうしばらくしたら年末の雰囲気になってくるでしょう。
11月議会は今月末に開会します。役所内は来年度予算の編成に向けて佳境を迎える時期です。
決算委員会での指摘や、事務事業評価を通じて、大津市民の生活向上、経済発展が大きく前を向く予算編成に期待します。


別件ですが、昨日の京都新聞に気になる記事が掲載されていましたので一部ご紹介します。

舞鶴市、市長公舎を廃止
舞鶴市が、違法な公金支出として市民団体から訴えられている多々見良三市長の公舎を9月末に廃止していたことが31日、分かった。市は「市長が新居を購入したため」と説明するが、公舎近くは台風18号の崖崩れによる避難指示が継続しており、「災害時に職務できない」と主張する原告は「危険性を認めたのではないか」としている。

(一部引用)

市は民間住宅を公舎として借りて、月額十万円の家賃を支払ってきたとのことです。
詳細な事情は分かりませんが、現在 大津市でも前副市長と公営企業管理者に対して住民監査請求が出ており、その案件にも重なると感じます。

本来の公舎の役割は、都道府県単位の行政組織で、自宅が遠く、緊急時にかけつけることができない場合のことを踏まえ備えられるものと理解します。舞鶴市がどうかはわかりませんが、大津市のように優秀な人材を採用するために根拠規定がないまま豪華公舎が市負担で設置されることは、なかなか市民に理解されるのは難しいと思います。
監査請求の結果は、今月下旬に出される見通しです。



文化の秋。
3連休は地域の文化祭活動をがんばります。



大津市議会議員 藤井哲也拝




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