知事選候補予定者の政策を見る。

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こんにちは。滋賀県の大津市議会議員、藤井哲也です。
今週は水曜日から平日だったので早くも週末です。

先の記事で「誰と組むかではなく、何(政策)をするかが大事」と書いた手前、候補予定者が掲げている政策をホームページから見たいと思います。


私の中で特に重視している3項目(行政改革、経済・雇用対策、教育改革&充実)に防災対策をあわせて4項目を比較します。なお本日現在、坪田氏のホームページがありませんので小鑓氏と三日月氏のみ記載します。


■論点1『行政改革』
小鑓氏 : ホームページに記載なし
三日月氏: ホームページに記載なし

■論点2『経済・雇用対策』

小鑓氏 : 
 ○中小零細企業の活性化支援、若年者や女性の就業支援を図る。
 ○滋賀県の強みである「モノづくり産業」を伸ばす。
 ○6次産業化の推進など農林漁業を振興する。
 ○近江牛・近江米・近江茶・湖魚・地酒の国内外市場への展開を図る。
 ○自然や歴史遺産、文化など滋賀の観光資源を活用し、国内外からの誘客を図る。

三日月氏: 
 ○農林漁業と中小企業を軸に元気な地域をつくる。
 →農林漁業の六次産業化(農林漁業者と二次・三次産業者との融合・連携)を推進し、農林水産物の付加価値を高め、所得の向上を図る。さらに、医工連携により、「しが医療・健康創生ものづくりイノベーション特区」の実現で新しいものづくり産業を創出するとともに、中小企業が大手企業と一体となって水環境ビジネスの海外展開を図れるように支援を行う。
 ○滋賀の特産品を応援する。
 →近江米・湖魚・近江茶・近江牛等、「環境こだわり農業」「六次産業化」「農地の集約」「獣害対策」「販売促進」などを通じて、滋賀の農林漁業を支援する。

■論点3『教育改革&充実』
小鑓氏 :
 ○世界に人材を輩出した滋賀県の先人に学び、教育の立て直しを行う。
 ○基礎教育における学力復活と心の教育の充実を図り、学力日本一を目指す。

三日月氏:
 ○事故・犯罪・虐待・いじめのない社会をつくる。
 →「子どもの貧困対策」「いじめ防止」「教育充実」「障がい者福祉の充実」等、立法措置を行う。
 ○家庭・学校・地域の教育・保育・共育を大切にする。
 ○地域と学校の図書館を充実させるとともに、さらなる利活用を進める
 ○大学・高校・専門学校など、文化・教育ゾーンを充実させる
 ○滋賀医科大学等、滋賀の医工連携ものづくり産業の研究開発等の支援を行う。
 ○スポーツ・文化・芸術活動を支援する

■論点4『防災対策』
小鑓氏 : 
 ○県民の命を守るため、河川改修や土砂災害防止施設の整備や老朽化したインフラの更新を進める。

三日月氏: 
 ○滋賀と全国を結ぶ、日本海と太平洋をつなぐ、新たな国土防災軸の創造
 →国道一号線と八号線のバイパス整備をはじめとする、地域内の幹線交通網の整備促進や、滋賀県内と滋賀県を中心とした鉄道交通網を整備する。

 
以上、両予定者のホームページ文言から抽出させて頂きました。
正直これだけの情報では何とも言えません。


もし機会があるならば、以下のポイントは確認したい政策課題です。
■ 滋賀県の経済活性化の具体策(産業付加価値額の増加策)
■ 行政改革の具体策(特に公務員人事制度に対する考え方)
■ こどもの学力向上に対する具体的な策
■ 防災対策における投資対効果の考え方(どのくらいの税金を使って、どのような対策をするか)




大津市議会議員 藤井哲也拝




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