「市長への提言箱」を活用して、いじめ対策の強化の提案を行いました。

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おはようございます。
滋賀県の大津市議会議員、藤井哲也です。

一昨日は楽天対巨人の日本シリーズ最終戦に釘付けになりました。
素晴らしい試合をテレビを通じてですが見ることができて良かったです。
特別どちらのチームのファンでもありませんが(私は阪神ファン)、楽天の田中将大投手はおそらく来年は大リーグに挑戦すると思いますので、そうした思いを汲むと心に感じるものがありました。また則本投手は滋賀県出身で自然と応援してしまいます。阪神で指揮を取っていた縁から星野監督への愛着もあり、今回の闘いを見て、ようやく日本一にならはったんだなと感慨深いものがあります。

この3連休は地域の文化祭が各地で行われました。
私も各所に参加させて頂きましたので、またあらためてブログで書ければと思います。


ところで、以前 一般質問でも取り上げた「市長への提言箱」制度を実際に活用して、いじめ対策の強化について提案をいたしました。
先日、大津市北部地域消防防災センターの起工式の際に、市長と立ち話をさせていただいた時も、提案内容をご覧になったと仰ってましたので、市長も実際に目を通されているようです。
下のようにある程度、しっかりした回答を頂けると確認できましたので、この制度を今後、大いに活用していきたいと考えた次第です。

ちょっとした提案であれば、この「市長への提言箱」ルートで提案すれば事足りると思いますので、敢えて議会で一般質問をするまでもありません。議会での一般質問は、政治的な判断を伴うことや、予算や条例案の審査に関して重要性が高いもの、再質問を通じて理解を深めたいものに範囲を絞ることができそうで、質問の質を充実させることができそうです。
いつも一人会派の身としては、1議会あたり60分間しか質問時間がありませんので項目を絞るのに苦労していました。

以下、私からの提案内容と市からの回答です。


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<ご相談内容>
大津市議の藤井です。
このたび「おおつっこ ほっとダイヤル」を開設し、いじめ対策を推進されていることは良いことだと思います。

しかしながら、市民からの連絡で知りましたが、相談時間が子どもが学校に通っている時間に限定されているため、実際に相談を市民部にて対応するためには、不十分であります。
ついては、電話の受付時間を延長し、子どもが帰宅してからでも相談の電話ができるようにすべきと考えます。
また、子どもからの意見では、メールでも相談をしたいとのことです。わざわざ電話するのは勇気がいるからとのことです。

形だけの相談体制ではなく、子どもたちのことを考えた相談体制にすべく、改善されることを提案します。


<回答内容>
                  平成25年11月 1日

藤 井 哲 也  様
                   大津市長  越 直美

   市長への提言箱「おおつっこほっとダイヤルについて」に関する回答について

 このたびは、HP「市長への提言箱」にご投稿いただきまして誠にありがとうございます。
 平成25年10月22日にご投稿いただいた件につきまして、担当課より報告がございましたので、下記のとおり回答させていただきます。
 今後とも、本市市政にご理解・ご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

               記

 平素は、本市行政各般にわたり格別のご理解ご協力を賜り、誠にありがとうございます。
 さて、お問い合わせのありました「おおつっこほっとダイヤル」については、本年4月から通常電話回線による相談対応を行っておりましたが、相談者の通話料負担軽減を図るために、10月15日からフリーダイヤル化したものです。
 ご意見のとおり運用時間が午前9時から午後5時までとなっているため、子どもたちが学校へ行っている時間帯での対応となり相談しづらいことは認識しておりますので、現在、相談時間の延長を検討しております。
 相談時間(直接・電話相談ともに)の延長については、嘱託職員雇用時間の変更やシフト体制、実施日、ナイトダイヤルの利用実績等、費用対効果もしっかり検証したうえで実施の具体化が決定いたしましたら、市民の皆様にお知らせしたいと考えております。
 なお、午後5時から翌朝9時までの間は、現在も教育委員会が外部委託による「ナイトダイヤル」077!)523!)1501での相談も受け付けております。
 2点目のメール相談については、当室の相談は、相談者の声を直接聞きながら対応することを基本としており、また他の自治体(相談機関)にもメール相談の実施について問い合わせた結果、なりすまし、いだずら、着信拒否等、当事者が確認できないリスクが大変大きかったことからメールでの相談をお断りしています。
 ただし、相談したい旨のご連絡やお問い合わせの手法を閉ざしているのではなく、当室への相談について、連絡先やお名前、面談希望日時等をメールでご連絡いただければ、その後の対応は相談調査専門員がしっかりと電話や面談により対応させていただきますので、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。


                大津市市民部文化・青少年課 いじめ対策推進室 室長
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また、議長に預けられていた、笠松副市長と富田教育長に対する罷免等を求める決議案が、11月1日付で提出会派の湖誠会から取り下げられました。
私も決議案採決の当日まで悩みに悩んだ問題でしたし、市民の多くの皆さまも報道を通じて、心配されたと思います。そうした経緯も踏まえ、いまだ報道もされていないようですので、情報をオープンにするためにも以下に決議案取り下げについてアップさせて頂きます。
「決議案取り下げについて」(PDF)



大津市議会議員 藤井哲也拝


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