2013/10/20
おはようございます。
大津市議会議員、藤井哲也です。
本日はあいにくの雨天のため、予定されていた真野消防分団のポンプ操法の練習は中止になりました。
(今年は小型ポンプ操法の選手・一番員に選抜されて夏から練習に励んでいます)
充実した一日になるようにアクティブに活動をしたいと思います。
さて、先週金曜日に大津市の環境美化センターに視察に行ってきました。
視察の目的は2点あり、1点目は建て替え(建て替え後は名称が「中部クリーンセンター」となる)が予定されているのですが、図面上では極めて狭隘であり、また現在 急斜面をコンクリート壁で固めている箇所があるのですが、焼却炉建設のスペースが足りないため、そこを取り崩すことになっているのですがそうした場所を現地確認することや、収集車の置きスペースが確保できるのかなどを確認しました。
(図面上で取り崩すことになっている現在の擁壁箇所)
いくつか課題があるのを確認しました。
・写真箇所の急斜面を取り崩すとのことですが果たして大丈夫か。不安は未だぬぐえず。
・ごみ収集車(パッカー車など)を置いておく場所が確保できていない。敷地外の近くの場所をなんとか確保してそこに置くようにしたいと説明がありましたが、わざわざそこまで車を置きに行ったり、取りに行ったりするんでしょうか。また場所も確保できていないのでそうした場所の取得費用もかかってくると思います。
・現在、敷地隣接地にある余熱利用施設(温水プール等)については、富士見学区内にあらたに作りたいとのことです。当初説明では、敷地の地下(?1階?)に建設するとのことでしたが、どうやら方針が変わったようです。こちらも場所が確保できていないので取得費用がかさむと思います。余熱利用のことを考えると配管を通さねばならず遠ければ遠いほど税金の投入額が必要となります。
・ごみ処理場の出入り口が狭く、大津クリーンセンター(南部ごみ処理施設)が来年4月から使えなくなると、多くのごみ収集車がこの施設にも入ることになると思います。
また目的の2点目は、大型ごみなどを収集される現業職員の方が従事している業務の把握です。
こちらについては、やはり実際に見なければ把握はできませんので、別になにか考えたいと思います。
(生業として人事コンサルタントの仕事をやっていますが、人事制度設計等を行う際は、実際に社員の方に一日ついて回って、その会社で求められる仕事のスキルの把握に努めています)
いずれにせよ、ゴミ処理施設の体制変更に伴い、課題山積となりました。
12月議会で取り上げるかはわかりませんが、引き続き調査を行い、ごみの安定処理の観点や、情報公開の観点、行政改革の観点から提言を行っていきたいと思います。
また関連するのですが、昨日は私の地元学区で、ゴミ減量政策の説明会がなされました。
自治会関係者など30名程が集まる中で、市環境部ごみ減量推進課の職員の方が説明をされました。
市民の皆さんの協力を得ずして、市が計画する数値は達成できません。市職員の方には丁寧に説明を頂いたと思いますが、協力のお願だけではなかなか達成は難しいかもしれないと思いました。なにか協力して下さった市民の方、事業者に対するインセンティブが当分の間、必要に思います。
その他、ごみ問題については考えるうちに、ひとつ疑問点が出てきました。
他市の政策も調査しながら、疑問点が解消されないようでしたら議会で取り上げたいと思います。
最後に、昨日午前中に、堅田で「ななまちフリーマーケット」が開催されました。
大津北商工会が毎年主催されていて、今回で第6回目となりました。
堅田の商店街活性化と地域住民のふれあいのため開催されています。
昨日もオープニングセレモニーでは近くのこども園の園児の皆さんが鼓演奏とダンスで盛り上げてくれました。
多くの出店も並び、大変活況あるイベントでした。ご関係の皆さまには心から感謝申し上げます。
明日から2日間は、生活産業常任委員会の視察で神奈川県を訪れます。税金を使っていく視察と言う意味を十分理解し費用対効果の面で市民生活が向上するように現地で勉強をさせて頂きます。
【視察内容】
21日(月)秦野市 ごみ焼却施設について
・ごみ量の推移と施設規模の設定について
・クリーンセンターの運転状況について
・ごみ発電施設の性能及び稼働状況について など
・地元環境対策について
22日(火)川崎市 地方卸売市場の運営について
・南部市場の施設概要について
・南部市場への指定管理者制度導入のきっかけ等について
・指定管理者制度導入のスケジュールについて
・導入のメリット、デメリットについて
大津市議会議員 藤井哲也拝