【一般質問2018.9議会⑤】都市計画道路3・4・21号(第2工区)について

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 これまで何度も取り上げてきた、居住学区における現在の最大の課題である「都市計画道路3.4.21号(第2工区)」の早期整備の問題。
 実は、この一般質問に先立ち、「真野川改修促進協議会」という会議の場において、滋賀県道路公社と大津土木事務所が、国道477号四車線拡幅化工事の進捗状況を説明する中で新宿橋の架け替え工事について完工予定に初めて言及しました。平成35年、すなわち2023年中に新宿橋付近の四車線化がなされることになります。
 そしてその場に同席していた大津市未来まちづくり部職員からも、同時期に都市計画道路3.4.21号を開通させたい旨の発言がありました。

 こうした事前の地元協議を経て、より具体的に大津市担当部分の工程を聞いたのが、今回の質問です。


 
 都市計画道路3.4.21号[第2工区]は、堅田駅西口(真野中村)と国道477号をつなぐ道路で、この道路工区が開通することによって、琵琶湖ローズタウン(真野北、小野方面)と堅田駅西口、仰木の里方面を結ぶ一本の幹線道路が完成することになります。
 地元住民からは、利便性はもとより、生活に支障が生じている国道の慢性的混雑状況を緩和するために、早期整備を求める声が日増しに高まっていました。


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Q 藤井
 これまで一般質問で何度か取り上げてきました堅田駅西口地域と国道477号を結ぶ未共用部分、都市計画道路3.4.21号第2工区の整備についてであります。
 道路交通センサスにおける慢性的混雑状態に近い国道477号では、4車線化に向けた拡幅工事が進められようとしており、過日実施された真野川改修促進協議会において滋賀県道路公社から、新宿橋交差点付近の拡幅については、着手から5年後、すなわち2024年度に完工することが報告されました。これとあわせて、本市からは都市計画道路3.4.21号第2工区を同時に供用開始したい旨が報告されました。
 そこで、現時点における2024年度の供用開始に向けた年次計画を伺います。

A 玉井義文 未来まちづくり部長
 市西北部のまちづくりについてのうち、都市計画道路3.4.21号の整備についてでありますが、当該都市計画道路は滋賀県道路公社が拡幅工事を実施する予定の新宿橋付近に接続するもので、この都市計画道路の整備に当たっては、国道477号の拡幅工事と密接に関係しております。
 このことから、当公社が先に工事予定の真野川改修工事と整合を図るため、本通常会議において都市計画道路の橋梁部分の修正設計の補正予算をお願いしているところです。
 また、平成31年度以降は、この修正設計をもとに国道477号の拡幅工事に影響を及ぼさないように協議を行うとともに、あわせて年次計画の策定について協議を進めてまいります。
 以上、私からの答弁といたします。


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 2024年度の供用開始を目指して、まずは本年度中に真野川に架かる橋梁部分の修正設計を行うことになります。(以前、橋梁部分の設計は一度済んでいましたが、国道477号四車線化が予想よりも早く進められることになったため、今回改めて習性設計をすることになります。)

 来年度以降は2024年の供用開始に向けて、国道477号の拡幅工事に影響を及ぼさないように協議を行いつつ、年次計画の策定に関する庁内外の協議を進めていくということです。

 しかしながら、国道拡幅に向けた土地買収などで、滋賀県道路公社がいろいろと下手な対応をしていると地域住民から話を聞きます。大津市の準備は万全のはずなので、滋賀県道路公社は速やかに適切な財政的措置を講じ、事業を進捗させて頂かないといけません。

 この問題は、なんとかこの議員任期中に解決したいと考えています。


フジイテツヤ


 



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