知事選&県議補選。

ホームブログ>知事選&県議補選。

 

 知事選と県議補選が終わりました。
 今回の選挙は、市議会日程とモロ被りしたため、議会公務がある平日はほとんど選挙活動に関わることができませんでしたが、空き日程は先導車の運転や駅立ち、個人演説会の手配などに勤め、無事に選挙戦を終える事ができました。一緒に応援してくださった皆様もありがとうございました。






 今回は所属している自民党が支援する三日月知事候補と、党公認の桑野県議候補を応援し、両名とも当選することができてホッとしています。ただ、選挙最終盤では雨の日が多かったためか、投開票日は風邪をひいてしまいました。

 予算常任委員会(全体会)が行われた25日(月)には、息子も私の風邪がうつって高熱が出ており、保育園にも預けられず家族も全員仕事なので家庭内保育もできず、委員会採決への出席を見合わせようとも考えましたが、市議会の正副議長や議会局の皆様のご理解とご配慮により、別室で子供は休ませて頂き、無事に私は議案の委員会採決に臨むことができました。
 夫婦共働きスタイルが一般的になってきている中で、子育てや家庭と仕事との両立には、職場の理解が非常に大切だということを改めて認識できました。
 いろいろと大津市議会では先進的な取り組みが行われ、マニフェスト大賞などを受賞していますが、こうした血の通った議員活動へのサポート姿勢もなかなか陽にはあたりませんが、素晴らしいと思います。


 * * *

 さて今回の選挙結果を受けて、私も将来のキャリアをあらためて考えています。

 もともと雇用政策や労働政策に関心があり、そうした分野における活動を念頭に政治を志しました。1期目も2期目の選挙も、ハローワークを所管し広域経済・産業政策を担当する滋賀県議会議員を目指してきたのですが、諸般の事情でそうした思いは封印し、地力をつけるために市議会議員を必死に頑張ろうと思い活動に取り組んできました。
 今度の補欠選挙も党関係者からの強い後押しを頂き、最後の最後まで検討しましたが、半年もしくは4年先のことを考え立候補は断念しました。
 今回の選挙結果は党にとっては喜ばしいことではありますが、私にとっては県議へのステップアップは、このままであれば、さらに議員3期分(12年間)以上先に持ち越されることになりそうです。今年で40歳なので、50歳代半ばまで現在の市議会議員として選ばれ続け、そして活動していくことについて高いモチベーションを維持しているのか現状では自信がありません。
 また、1990年代以降に就職した「ポスト就職氷河期世代」へのキャリア支援を私自身のライフワークとして活動をしている中で、いまから12年や16年先では、そうした「ポスト就職氷河期世代」の上限年齢は60歳近くになっています。そこからキャリア形成支援や就労支援を進めても、効果は限定的な気がします。さらに言えば、12年、16年待ったところで、党公認を得て県議へ立候補できる確証もありません。
 それならば違う選択肢もあり得るのではないかとも考えます。
 私心なく社会公儀のために活躍したいのですが、今回の選挙結果はなかなか難しいものになったと考えています。
  

藤井テツ





▲ページのトップへ