6月議会予算審議&大津JC65周年!

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 今週は6月議会に提出されている予算案と条例案の審議を行います。
 本日は予算常任委員会が開催され、私は所属の「生活・産業分科会」において審議に臨みました。

 特に問題となったのは、地方卸売市場開設者選定委員会の開催経費の補正についてです。



 大津市(行政)としては、現在の「公設公営」の卸売市場を、「民設民営」の卸売市場にしようと、この間動いてきました。私としてもこの流れは仕方ないものと思いますが、「民設民営」が最も良い案なのかは分かりません。もしかしたら「公設民営(指定管理方式)」も、あり得るのではないかと考えています。

 平成27年4月に大津市公設卸売市場のあり方検討委員会で検討された提言書をもとに、大津市も市場の民営化を目指してきましたが、その提言書には次のような記載があります。



 この後の本市行政による動向も踏まえて、平成29年3月21日開催の本会議で、当時の生活・産業常任委員会委員長の八田議員は、委員長報告として次のように述べています。この委員長報告は、自民会派から共産会派までを含む全委員同意の上での文言であり、議会の総意といっても過言ではありません。

『公設地方卸売市場民営化検討事業についてであります。
 この事業については、大津市公設地方卸売市場のあり方検討委員から、今後の運営形態として民営化を目指していくことが望ましいとの提言を踏まえ、民間事業者による開設の可能性について調査研究を行うため、平成27年度において民営化調査検討支援業務委託が実施されましたが、事前の周知がないまま民営化の方向性が新聞報道されたことなどから、入場業者さんの皆さんは困惑され、サウンディング調査に応じていただくことができず、今年度に繰り越されたものであります。
 当委員会においては、入場業者の皆さんの声を直接お聞きするため、昨年6月23日に市場入場業者と委員との意見交換を行いました。意見交換では、公設公営にこだわる意見が多い中で、一部の業者さんからは決して今のままでいいとは考えていない。この市場が持つ地理的な特性を生かして、よりよい市場になるようなビジョンを描いていきたいとの意見もあり、市場の活性化に向けて有意義な意見交換となりました。その後、執行部において、入場業者と意見交換を行われた結果、9月20日にサウンディング調査実施について承諾が得られたところですが、調査の結果、入場業者からの公設公営の継続という意見が多かったことから、今後も引き続き市場関係業者と協議を重ねる一方で、他の民間事業者からの意見を聞くため、公募によるサウンディング調査を実施されたところであります。
 執行部におかれましては、市場の必要性を十分認識した上で、これまで本市の生鮮食料品等の取引の適正化と、その生産及び流通の円滑を図り、市民生活の安定を支えてこられた入場業者さん皆さんの声を聞くとともに、提言の中には民設民営を円滑に実現するため、公設民営、指定管理制度等を導入した後、その運営状況等を見ながら発展的に民設民営に移行することも考えられるとされておることから、このことも視野に入れて、市民のためによりよい市場となるようさらなる努力を求めるものであります。
 当委員会では、市民生活向上のため、他の事項や課題についても研究調査に努めていきたいと考えております。』


 すでに当初予算で審議され可決された議案に対する補正予算ということでありますが、あらためて慎重な審議が求められていると感じています。
 
 また先日は「大津青年会議所創設65周年記念式典」が開催されました。
 私もメンバーの一員です。



  歴代理事長や副知事、県議会議長、市長、市議会議長や国会議員、自治体議員の皆様のほか多くの御来賓をお迎えし盛会のうちに終えることができました。ご参加下さいました皆様、ありがとうございました。
 新しい5カ年ビジョン【We Love Otsu 構想】も発表し、大津に住む人が大津のことをもっと好きになり、住み続けたいと思えるようなまちづくり、青少年育成活動に取り組んでいくことも発表されました。
 
 青年会議所は40歳定年制の組織なので、私が所属できるのも残り6か月です。
 これまで5年間、あまり力になることができてこなかったと思いますが、大津のまちづくりに頑張って取り組む組織であると思いますので、最後までしっかり関わっていきたいと思います。
 ちなみに、「We Love Otsu」は2年前に、私が全体事業委員長だった際に制作した地域愛醸成ムービーの名称「We Love Otsu!!!」と同じです。すごく親近感を覚えます。


藤井テツ





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