社会福祉協議会・民生委員児童委員協議会の皆様と意見交換。

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 暦の上で立春。冬は冬でいいものがあり、春は春の良さがあり、四季を感じられることが一番いいのかもしれません。

 先日は、社会福祉協議会と民生委員児童委員協議会の皆様と意見交換を致しました。
 
大津市社会福祉協議会 藤井哲也 社会福祉協議会との意見交換
 
 この意見交換会は、私が本年度、議会広報広聴委員会の委員であり、その場で、議会による広聴活動の一環で、社協・民児協の皆様と意見交換する中で、現場で活動されておられる方々の普段の課題を共有してはどうかと提案したことが契機と考えています。
 当日は、ボランティア支援や、生活支援などの社会課題ごとに6つのグループに分かれて、意見交換を致しました。
 私はボランティア支援のグループでした。たまたま最近、大学院で非営利組織の人材育成機能について研究してましたので、すごく関心ある分野でした。意見交換で課題認識も深められましたので、今後の地域活動や議会活動に生かしていきたいと思います。

 また、弱者の視点に立ったまちづくりが重要ですが、改めて3年前に行った堅田駅前のバリアフリー調査を読み返しました。色々と改善されたものの、まだ課題は残っています。誰もが住みよいまちづくりに取り組んでいかねばと思います。

ミライロ 堅田駅前バリアフリー調査
調査結果はこちら(PDF)


 まだ余談ですが、当時、堅田駅前のバリアフリー調査を委託した株式会社ミライロの垣内社長が、先日のテレビ東京系「ガイアの夜明け」に登場されていました。


 当時からバリア(障害)を価値にしたいと、独自に「バリアバリュー」の概念を打ち出し、公共施設や商業施設などのバリアフリーコンサルティングをされておられました。私も何度かお会いしたことがあり、稀代の起業家だと感じたところです。

 社会には様々な立場、境遇、バリアを持った方がおられます。

 「マネジメント」という言葉の名付け者で概念を作ったドラッカーは著書で次のように述べます。

    公的機関に必要なことは、企業のまねではない。もちろん、成果について評価することは必要である。だがそれらのものは、何よりもまず、病院らしく、行政組織らしく、政府らしくなければならない。自らに特有の使命、目的、機能について徹底的に検討しなければならない。

 市民センターのあり方検討が進んでいます。
 社会的弱者の視点に立った検討が進められるべきだと改めて感じました。


藤井テツ



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