データヴィジュアライズinOTSUに参加!データを活用した提案へ!

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 今週は委員会審査ウィークです。

 懸案となっている大津市職員人事給与構造改革については、総務常任委員会にて、2つの職員組合を参考人として招致することになりました。この問題については、これまで何度も本会議一般質問で取り上げ問題提起してきました。最初に本会議で取り上げたのは2012年9月議会です。
 http://www.fujiitetsuya.jp/blog/?p=1765(リンク先は当時のブログ記事)

 問題なのは
(1)民間であれば禁止されている「不利益変更」がなされようとしていること
(2)先進地である箕面市では若手職員が主体的に制度設計を行うボトムアップ型で進められたのに対して、大津市ではトップダウン型で制度設計されたため、モチベーションアップにつながらないという根拠になっていること
 です。市職員はこれまでの市政から引き継いできた大津市民の財産(知的資産)でありますし、次の時代につないでいく際にはその価値を高めておかねばなりません。

 これまで議会で提案してきた私からすれば、労使交渉の在りかたに問題は感じますが、この制度改正自体は問題ないと思っています。それにしても「もう少しうまくやってくれ!」という気持ちです。
 
 
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 土曜日に「データヴィジュアライズinOTSU」に参加しました。
 二次利用可能な公開されている統計データ(オープンデータ)等を用いて、地域課題を「見える化」(ヴィジュアライズ)して、その解決策を模索しようとする取り組みです。

 



 2月議会の私の一般質問でも、オープンガバメント/オープンデータについて取り上げましたが、市民レベルでこうした行政データの有効活用が広がれば、その地域にとって大きなインパクトにつながると思います。
 今回のワークショップでは、「地域経済分析システム(RESAS:リーサス)」や、大津市のオープンデータを用いて、住みたいまちにするための方法や、サービス業の活性化の方法、観光振興策について考えるものでした。テーマ設定も意義あるものだと思います。

 途中、地元の鯉のぼり祭りの執行部会議が開催されることになり席を外しましたが、なんとか最後の発表と講評には戻ってくることができました。データヴィジュアライズの取り組みについては、大津市議会でも一度研修をすべきだと強く思います。政策提言にデータを有効に活用し、市民に分かりやすく表現する術を身に付けることは、議員活動にとって大きな武器になると思います。

 ちなみにもう誰も覚えていないかもしれませんが、この人事給与構造改革は、越市長が当初リーダーを務めていた「カイゼンプロジェクト」が起源となっています。そもそもの進め方がおかしかったなと思います。なぜいつもトップダウン型で失敗しているのに反省がなされないのかが不思議です。




大津市議会議員 藤井哲也拝



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