2016/12/16
現在、大津市議会11月通常会議の真っ最中で、常任委員会で条例案、予算案の審議が終わりました。
審議を通じて、競輪場跡地活用に関する附属機関設置案件は特に問題が多いと感じましたので、設置議案には反対し、関連予算案については「修正案」を提出します。
委員の過半数が大津市職員であり、附属機関(独立機関)本来の趣旨から外れた委員会であります。また、土砂警戒区域にある現在の中消防署の移転先に関する方向性が見えない中で、有力な移転先候補地である競輪場跡地の選択肢を消しかねない案件です。
もちろん競輪場跡地の活用は優先順位が高い案件ですが、それ以上に大切なのは市民の安全であり防災対策だと思います。
また農業振興ビジョン案や、公設市場の民営化に向けた協議状況の説明も受けました。公設市場の民営化については民設民営だけで物事を進めるのではなく、公設民営の選択肢も含めた協議(マーケットサウンディング)の必要性を提議しました。この件については京都新聞にて取り上げられました。
そのほかに、市内のインキュベーション施設(コラボしが)を卒業し、市内に事務所を構えたベンチャー企業に対する補助金支出について、その企業名を確認したところ、最初はなぜか「言えない。情報公開請求してくれ」という答弁でしたが、最終的に出してもらえました。隠蔽体質だなと感じます。そこを隠す意図が分かりません。頑張ってる企業なので、市をあげて応援していくべきです。
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さて先の議員活動報告会でもご参加者の皆様にはお伝えさせて頂きましたが、このたび自由民主党に入党する意思を固めました。
理由については幾つかありますが、今後より一層の活躍を期待して頂いている支持者や後援会の皆様からの強い働きかけが数年来あったこと、これまで私が訴えてきた政治理念や政策の継続性を自民党であっても維持できること、地域の声を実現していくためには国・県との連携を図りながら政治活動を行う必要性があり実質的に自民党以外に選択肢はないと思ったことなどが挙げられます。
入党は今通常会議閉会後の12月22日を予定しています。
なお所属会派についてはこれまで同様に「志成会」で活動します。
自由闊達に市長や執行部に対してモノを申し上げていくには、いまの会派で活動することが良いと感じており、谷議員、山本議員からも了解を得ています。
また私を支持して下さっている皆様すべてに本件の説明ができていません。
近日中に、市民センターで議員活動報告会を開催させて頂くことを検討中で、その場であらためましてご説明したいと思います。(後日詳細をご案内します)
もし現時点でご意見を賜れますようでしたら、お手数をおかけしますが、以下メールアドレスまでご連絡を頂戴できますと幸いです。宜しくお願いいたします。
【メールアドレス】tetsuya@fujiitetsuya.jp
大津市議会議員 藤井哲也拝