大津JC全体事業(子どものための事業)近づく。

ホームブログ>大津JC全体事業(子どものための事業)近づく。



 いよいよ8月5日(金曜)の夜18時30分~19時40分の開催が迫ってきた、大津青年会議所の今年の全体事業。

13557676_1006499716112778_5576612535377330970_n 13709879_1018532014909548_4475782090523959849_n

短編ムービー大津JC シンキングタイム テツトモ短編ムービー大津市



 今年は全体事業の担当委員長として、春から事業企画、段取り、撮影、編集、試写会準備を、佐倉副委員長や八軒理事と一緒に進めてきました。
 JCメンバーとゲスト(市教育委員会)だけで実施した意見交換会&ラフ版試写会では、多くのJCメンバーと市教育委員会の方から、その出来に太鼓判を押して頂くことができました。

 今回の事業は、いいものを作って終わりではなく、学校関係者の方に共感して頂き、地域愛を育む副教材として道徳や総合学習、社会科などの授業で活用頂くことが目的でして、5日に実施する試写会に出来る限り多くの先生にお越し頂きたいと願っています。
 私も政治家であることを自覚し、政治色が出ないよう、大津青年会議所のメンバーの一人として関わらせて頂いてきました。主演の生徒役(東京から引っ越してきた男の子)は映画マザーレイクでも主役だった福家悠(ふけはる)君と、SAAYAさんです。エキストラの子役のみんなも5月~6月にかけて行った公募で集まってくれた市内小学生です。

 「子どもが大津のことをもっと好きになるにはどうしたらいいのか?!」
 大津JCの使命の一つは、次代のまちづくりの担い手育成です。この短編ムービーを多くの子どもが観てくれて、そしてその中の一人でも多くが、大津のことを好きになって、将来大津のまちづくりに関わってくれることを願っています。

 ※本事業は、学校関係者、行政関係者やエキストラ等の製作関係者のほか、報道関係者に限定して試写会を開催するもので、一般の方のご参加は原則としてできませんので予めご了承ください。完成したムービーは大津市立の小学校へDVD配布をさせて頂きます。


*****

 少し前ですが、市役所で開催された地域活動人権講座へ参加しました。
 子どもの貧困問題について現場で取り組んでおられる幸重忠孝さんのお話という事で、期待通りの大変意義深い講座でした。

13769560_1020287874733962_6647449958925232788_n


◎ 就学援助と子どもの貧困の相関性が高いこと
◎ 来年に大津市でようやく子どもの貧困状況の調査が行われるようになったこと
◎ 統計上は1000人いるはずの生活保護下の子どもが大津では630人とのこと。貧困世帯の子どもが本当はもっといるのでは?
◎ いじめの背景に貧困があることが多いこと
◎ 大津のいじめ対策にはチグハグなところが多いこと
◎ 大津では京都のように予算や人を付けて貧困家庭の子どもの居場所作りに十分に取り組んでいないこと
◎ 誰でも参加できる寺子屋プロジェクトについて社会福祉協議会の尽力により支援活動が広がりつつあること

 など、市行政の子どもの貧困対策やいじめ対策の課題などお話しにくい事も話しされ実情がよく分かりました。幸重さんの素晴らしい事は、しっかりと行政に対して苦言を呈される事だと思います。なかなか遠慮してできるものではありません。

 私自身も参加して現場の声を直接聞くことで大変勉強になりました。
 こうした意義ある講座に予算編成権を持つ市長が参加されれば、参加者の反応なども見れて意識が変わり、劇的に子どもの貧困対策は進むと思うのですがなかなか難しいなと感じます。


 最近は夏のお祭りシーズンですので、いろいろと夏祭りに寄せさせて頂いています。また地域要望もたくさん頂いており行政と連携しながら解決に向けて取り組ませて頂いております。できること・できないことがありますが、何か身近なことでお困り事がありましたら相談頂ければ幸いです。宜しくお願いいたします。


大津市議会議員 藤井哲也拝






▲ページのトップへ