おはようございます。

大津市議会議員の　藤井哲也（みんなの党）　です。

本日は朝からJR大津京駅で朝の駅立ちをしてきました。
まだまだ暑い！
最近は週に２、３日以上は駅立ちできるように時間調整しています。
本来はもっとやらないといけないのですが・・・がんばります！

さて、9月議会は5日から始まっていますが、「質疑および一般質問」は昨日12日からスタートしました。私はくじびきで決定する順番で7番くじをひきましたので、初日いきなりでした。

正式な答弁内容については後日、あらためて記載いたしますが、おおまかに昨日の私の質問と市側の答弁（質問に対する答え）を書きます。


【堅田駅西口地域の河川氾濫対策】
[私からの質問]
堅田駅西口の第2次宅地販売がこの10月から始まります。この地域はアクセスも生活環境もよくすばらしい地域になると思います。しかし20年以上前から懸案となっている「真野川広域改修事業」が一向に進んでいません。もし河川氾濫が起きた場合には、この宅地分譲する土地区画整理事業地域にも被害が出る恐れがあります。このタイミングで再度滋賀県に対して強く要望をすべきではないか？
[市側の答弁]
協議会などが開催されており、地元の意見を聞きながら、より一層強く要望をしていきたい。

【審議会等の公募委員募集の広報充実と選考の透明性】
[私からの質問]
市付属機関にさまざまな審議会があるが、その募集についてはあまり知られていないのではないか。既存の「広報おおつ」やホームページ掲載だけではなく、補完的にツイッターやフェイスブックのような市民間の拡張性が強い、そして無料のツールを使ってはどうだろうか？
また、選考過程が不透明なので、公募委員の選考プロセスを情報公開すべきと思うがいかがか？
[市側の答弁]
ツイッターやフェイスブックの活用は一定の効果があると思われるが、市の広報にかかわることで全庁的な検討課題としたい。
また、選考過程の透明性については指摘の通りだが、適切に対応したい。

【被災地の廃棄物受け入れ】
[私からの質問]
5月12日の市長定例会見以降、国からの被災地の廃棄物の受け入れ打診はあったのか？また一般廃棄物にまぎれて、放射性物質に汚染された廃棄物がまぎれていた場合問題なので、市独自に測定してはどうか？
併せて、民間業者が勝手に放射性物質に汚染された廃棄物を持ち込んだ場合、あらかじめ市が決めている対応は？
[市側の答弁]
いまのところ、国からの受け入れの要請はない。
一般廃棄物にまぎれて放射性物質が含まれた廃棄物が紛れ込むことはないと考えるので独自の測定は考えていない。
また、民間業者が勝手に運び込んだ場合は、法にのっとって対応する。

【市長選に向けた若年者の投票啓発】
[私からの質問]
5月定例議会で私の質問にたしいて「前向きに検討したい」といただきましたが、その後の検討の具合はどうか？
[市側の答弁]
現在、若年層の投票啓発策を検討するためにインターンシップを受け入れて分析している。明るい選挙会と連携して対応していきたい。

【トータル的な新人事制度】
[私からの質問]
「トータル的な新人事制度」というのは、「行政改革プランにある新人事制度」とは別物でしょうか？
また、この際あらたに仕切りなおしで市職員の人事制度構築に向けた「第三者検討委員会」の立ち上げを検討してはどうだろうか？
[市側の答弁]
「トータル的な新人事制度」と「行政改革プランにある新人事制度」は同じものである。第三者検討委員会の立ち上げは市職員の人事の問題なので考えていない。
[私からの再質問]
新人事制度の導入は、評価のばらつきが生じており、すでに管理職への処遇反映が遅れている現状、行政改革プランにあるように平成24年度までに一般職への評価結果の処遇反映は困難ではないか？
[市側の再答弁]
行政改革プランの進捗については足踏みが続いており、現状では平成24年中の達成は困難である。

【若者の雇用対策】
[私からの質問]
若者の就職雇用環境は非常に厳しい。市としては雇用の受け皿を増やすべく経済対策、産業育成をすべき。今後の雇用を拡大させるために新産業を創出、支援する方向性は？
[市側の答弁]
産学官連携によるベンチャー企業創出支援や、産業化コーディネーターによる支援活動を行っていきたい。


以上になります。
とりいそぎ。いまから一般質問2日目です。インターネットによる中継を市ホームページからご覧いただくことができます。傍聴も事前予約なしでOKです。ぜひとも市役所へお越しください。
インターネットによる一般質問をみる


なお、大津市長による公用車の私的利用に関する答弁も別の市議がしました。市長による答弁は「私的ではない。公務である」というものでした。市民の皆さまはどう思われますでしょうか？下記朝日新聞の本日朝刊記事の冒頭部分のみ引用いたします。

大津市の目方信市長は12日、市議会一般質問で、3月に豊郷町まで公用車を使って選挙応援に駆け付けたことを問われ、「市長会長として参加した。私的（利用）には当たらない」と答弁し、公用車のガソリン代などを返還する意思のないことを明らかにした。
（以上、引用）