住み続けたいまち=訪れたいまち。

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こんにちは。
昼間は大変蒸し暑い日が続きます。ようやく夏。

国会では自民公明案の安保法制が衆院特別委員会を通過しました。
安保の充実は望みますが、国民の多くは軍拡に対する警戒心を強く持っているように思います。そうした点で、野党の論点提起も問題であり、さらなる審議が必要に思います。もし私が質問できるなら、10年後の極東情勢を具体的に論じたいところです。

ところで先日ブログに記載しました、市長の台湾トップセールスと同時期の台湾訪問ですが、日程調整できず今回は行けずです。
台湾から滋賀県、大津市への訪日観光客は増加しており、的を絞ったプロモーション施策が奏功するか現地で確認をしたかったのですが、帰国してから成果や課題について確認をしたいと思います。

そして去る7月10日、びわ湖大津観光協会さんが、外国人観光客の誘客に向け「ようこそ『びわ湖大津』おもてなしフォーラム」を開催されました。

ようこそ大津フォーラム27年7月

JTBの加藤誠観光戦略部長や、おごと温泉の花街道 佐藤祐子社長、琵琶湖汽船の川戸良幸社長、龍谷大学にお勤めの俵山カレンリーさんらが討論を通じて、びわ湖の魅力を伝える必要性や、夏のびわ湖、冬のびわ湖バレーなどスポーツアクティビティを売りにして、アジアやオーストラリアで戦略的プロモーションをすべきなど議論がなされました。
私も聴講して大変気付きが多い、有意義な会だったと感じています。

JTB加藤さんや、最後にびわ湖グランドホテルの金子副社長が仰っておられたように、インバウンドを推進するにおいては、まずは体制をつくらねばならず、現在の大津市のようにいくつもの観光協会が林立する状態からの改善が必要だと私も思っています。(以前、その旨 市議会で取り上げました

また、今年6月に策定された観光庁の「観光立国実現に向けたアクション・プログラム2015」に基づき、滋賀県でも観光振興が加速され外国人観光客の誘致が強化されるところであり、また日本遺産に「琵琶湖とその水辺景観ー祈りと暮らしの水遺産」が選定され、比叡山延暦寺や園城寺、日吉大社が構成文化財となりました。

この日本遺産の「祈りと暮らしの水遺産」というがキーだと思っており、いわば「生活風景」そのものが景観の一部を形作るものだと思います。どなたかがフォーラムの際に仰ってましたが、「住みたいまち」になることが観光振興では非常に大切だという指摘は同感です。

私もこの夏はお盆前後の空いている時間を有効活用し、在住している学区内を1日かけて回り、また湖西地方を4日間かけて歩き、地域に根差した文化などをあらためて再発見しようと企画しています。


最後に私が所属している大津青年会議所で、担当していた近畿地区大会(7月例会)が無事終わりました。業務量が多く正直大変ですが、縁あり入会したからには少しでも大津の街づくりにプラスになるよう活動をしたいと思います。

大津青年会議所27年7月例会



大津市議会議員 藤井哲也拝


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