6月補正予算(市議会への説明資料)

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おはようございます。
6月議会が月曜日(1日)に始まって、一般質問事前通告の提出(3日)を終え、ひと段落の土日です。
昨日も地元の皆様に集会に呼んで頂き多くの要望等をお聞かせ頂きました。要望等を頂けるのは議員として誠に嬉しい限りです。信頼をある程度頂かなければ要望も頂くことができません。一つ一つしっかりと対応をして、市民の皆様や地元に貢献をしていきたいと思います。


さて、今回の議会提出されている補正予算についてです。
議会への説明資料の一部をアップロードしましたので、もしよければご覧くださいませ。
→ 平成27年6月補正予算のポイント(議会への説明資料)


主な補正事業は、

●国の交付金を活用した少子化対策事業(計2200万円)
 ・子育て支援アプリ開発事業=1200万円
 ・独身や子育て世代等を対象としたセミナー事業=800万円
 ・独身や子育て世代等を対象としたパンフレット制作事業=200万円
●まち・ひと・しごと総合戦略に関連した中小企業振興にかかる計画策定(160万円)
●琵琶湖疏水通船試行事業を活用した観光振興の推進費(49万3千円)
●中学校給食導入に向けた校舎等改造にかかる検討費(1380万円)
●公設地方卸売市場の民営化提言を受けた調査検討費(713万2千円)
●ケアセンターおおつのあり方検討を踏まえた調査検討費(955万8千円)
●大津市民病院経営形態検討委員会開催費(44万5千円)
●北部クリーンセンター改築更新に向けた用地取得費(1836万円)

などが挙げられます。


今後、予算委員会(分科会)で予算審議を通じて詳細を確認しなければなりませんが、例えば少子化対策事業の「子育て支援アプリ開発費」の中の「子育て支援アプリ基本構築費」として400万、「保護者意見募集インタビュー費」として200万円など、合計1200万円とされています。しかし これは、普通に考えて高い気がします。

また、子育てに関するセミナー事業については、概算見積もりとは言え、「企画費」として80万あまり、「事務局費」として30万あまりなどとなっており、合計800万円となっていますが、これらはそもそも外注しなくてもいいのではと思います。

これまで緩やかに回復基調にあった合計特殊出生率も、昨年度は0.1ポイント低下したことも分かりました。若年世代や現役世代の減少は、社会保障制度の根幹にかかわる重大問題であるだけに、少子化対策は鋭意進めて頂かねばなりませんが、予算額が妥当かどうかはまた別問題です。

この予算だけではなく、委員会では一つ一つの事業について、私自身が疑問に思うことを大津市に対してヒアリングを行っていきます。
(私の所属は施設委員会ですので、今回はあまり出番がありませんが、同じ会派の議員とも日頃から予算案について意見交換を行っていますので、疑問点があれば会派議員に確認してもらいます。)


本会議一般質問は市民の皆様に開かれており傍聴可能でネット中継もされますが、当然ながら予算委員会や条例審査を行う常任委員会&特別委員会も、どなたでも傍聴可能です。委員会での審議では市民の方が傍聴に来られることはごく稀です。もしよければぜひ傍聴にお越しください。
→ 委員会傍聴のご案内(大津市議会HP)




大津市議 藤井哲也拝



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