【一般質問解説①】大津市の全市的なバリアフリー整備について

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4年前の東日本大震災の犠牲者のご冥福を祈り、被災者やご家族の一日も早い平安を願います。
公職にある者として日夜、活動に全力で励みます。


おはようございます。
2月議会の一般質問の解説が遅れております。順次すすめて参ります。
1項目めは、「大津市の全市的なバリアフリー整備」についてです。

一般質問に先立ち、今年の1月にJR堅田駅周辺道路等の バリアフリー状況調査を専門業者に委託し実施しました。
堅田駅周辺バリアフリー状況調査レポートはこちら

レポート27年1月

レポート27年1月2

レポート27年1月3


25か所をユニバーサルデザインの専門業者の視点でチェックして頂きました。
結果的に、多くの箇所で、整備の緊急性が高いことが判明しました。

当日は本レポートを執行部及び全議員に配布し、また議場設置のスクリーンに投影しながら問題点の共有をし、バリアフリー整備の必要性を訴えました。

バリアフリーは、障害者や高齢者だけではなく、子育て中のお母さん、お父さんにも重要です。ベビーカーを引いたり、後ろや前に小さい子どもを乗せた自転車を運転する保護者が、何度か歩道状況により転倒しそうになっているのを見てきました。特に堅田駅周辺は状況が酷いように感じます。

また今回は、堅田駅だけではなく、おごと温泉駅、おごと温泉観光公園や唐崎駅周辺も、学生インターンシップ生と一緒に状況確認を行いました。いずれの場所も観光客が多く訪れる場所で、「大津市」のイメージとしても整備が必要な箇所ばかりです。

一方、大津市では「バリアフリー基本構想」が平成23年3月に策定され、現在で4年が経過しますが、「重点整備地区」として、膳所駅や大津駅から琵琶湖にかけての一帯を指定し、重点的にバリアフリー整備を進めています。それはそれで進めていくべきですが、同様に大津市には7つの都市核(堅田、比叡山坂本、大津京、大津、膳所、石山、瀬田)があります。
それら地域も当然ながら、同一の基準でバリアフリー整備を進めていくべきだと思います。
また整備にあたっては、行政目線ではなく、あくまで利用者目線が重要です。
小さいお子さんを持つお母さんや、高齢者、障害者の方の視点です。

大津市からは、建設部長から、来年度(本年4月)から、年次的(計画的)に、7つの都市核やおごと温泉等の観光地においても、市のイメージアップにもつながることから、順次バリアフリー整備を進めていく答弁がありました。

言うは易し。
しっかりとバリアフリー整備が進められていくか、私自身 よく利用する堅田駅を始め、進捗状況をこの目で確認していきたいと思います。



大津市議会議員 藤井哲也拝


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