大津市の市民への広報体制。

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こんにちは!
滋賀県の大津市議会議員 藤井哲也(みんなの党) です。

私にとっての初の議会となった5月定例議会(平成23年5月31日~6月18日)の内容について記載された「おおつ市議会だより」が発行されました。私の質問及び執行部(北川総務部長)による答弁要旨は下記の通りです。



私の質問は、「(新)大津市行政改革プラン」に記載されている、「人事評価制度の導入と評価結果の任用・給与への活用」(下図)の進捗について伺ったものです。



私の知っている限り、平成23年度に実施すると明記している「評価結果の管理職への反映」はなされていません。総務部長からは結局あいまいな回答しかいただけませんでしたが、市民の皆さまには管理職への導入はなされていないと知って頂ければと存じます。まあ、民間では考えられないような年功序列型給与制度がまかり通っているわけです。これは早急にあらためてもらいたいと一市民として思います。
【備考】 みんなの党は国会で「国家公務員給与カット法案」を提出しました。


本題です。
同じく5月定例議会で質問した「大津市特別職報酬等審議会」の第1回目審議会が、明日(8月10日)に14時から、大津市役所で開催されます。
詳細はこちら(大津市HPへリンクしています)

それにしても市民の方が、こうした情報に触れることはあまりできないように思います。わざわざ大津市のホームページにいって、その中からこうした情報を探さなければなりません。ちなみにこのページを大津市のトップページから探してみてください。なかなかこのページを見つけることはできません。
大津市ホームページ(トップページ)





実は、右のサイドバーにある「募集」というところにあるかと思いきや、真ん中の列の「新着情報」の「一覧を見る」というボタンを押さなければ、辿り着くことができません。





わざわざこうした情報をさがしまくって、やっと見つけるほど、市民は暇ではありませんし、どちらかといえば、「あまり市民には来て欲しくない」と詮索してもおかしくないのではないでしょうか?
情報は時間があって、興味ある人だけが得られるものではいけません。大津市自らが智恵を絞って市民に対して情報発信していかねばならないはずです。その一つにツイッターによる情報発信がありますし、必要があればフェイスブックなどの新しいツールも存在しています。今尚、ホームページとメールマガジン、そして「広報おおつ」だけに頼った情報公開ではいけないはずです。


本日は、大津市総合計画に基づく「結プラン」について、政策調整部の方に「結(ゆい)プラン市民委員会」の公募方法や選考基準などについてお伺いしました。
今回の公募委員のうち年齢構成は20歳代1名、30歳代1名、あとはすべて50歳代以上でした。20年先、30年先の将来のことを踏まえた政策をつくっていくのに、若い世代の声がほとんど反映されない可能性があります。平日の昼間に委員会を開催することも問題と思いますが、それ以上に「公募をしていることを知らない」人が多くいると私は思います。(20歳代の応募は2名、30歳代の応募は2名、40歳代の応募は0とのことです)
政策調整部長は、「若い世代は興味を持ってもらえない」的な答えをしていましたが、私は必ずしもそうではないと思います。どうでしょうか?


興味と時間がある人だけしか市政に参加しなくてもよいとする姿勢を大津市にはあらためてもらいたい。もっと多くの人に大津市がやろうとしていることを伝え、意見を積極的に聞くことに取り組んでもらいたいと切に願います。


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