9月議会一般質問解説④「自主防災活動の推進」

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おはようございます。
滋賀県の大津市議会議員、藤井哲也です。

昨日は生活産業常任委員会で伊香立南庄の案件について報告と質疑がありました。
この件については別ルートからも情報収集していますので、まとめて記載したいと思います。

一般質問4項目めは「自主防災活動の推進」についてです。


お隣の草津市に本年8月に視察に伺わせて頂きました。
目的は新聞報道で知った「ご近所力(防災能力)カルテ」の詳細を勉強するためです。

ご近所力カルテ26年9月


これは町内会(自治会)ごとに、防災能力の診断を行い、コメントを添えて見える化するものです。5つの評価軸(アセス評価、組織力、活動力、装備力、マンパワー)で評価し、自分が住む地域の防災上の弱点が分かるという全国でも最先端とも言える取り組みです。

視察以来、様々な事柄を調べる中で、やはり大津市もこの制度を導入すべきだと結論づけ、本会議一般質問で提案をしたものです。なぜ必要と考えたのかというと、一つは「地域の共通課題が明らかになることにより、地域全体(自治会未加入者も)でやるべき方向に向けて一体的に動けると考えたから、そして二つ目は「自助・共助・公助」という風に分類されますが、それぞれの役割をある程度明確にして、それぞれの連携を一層図ることができると考えたからです。

市の回答は前向きなものでした。
私も提案した学区単位の防災計画「地区防災計画」を策定する中で、大津市版の防災能力カルテの策定と活用も考えていくとするものでした。


また合わせて「防災ゲーム」を使った防災訓練の導入も提案しました。
こちらも市からは前向きな回答でした。良かったです。

私は地域で消防団や自主防災活動に関わる一員として、自治会未加入者も参加する防災組織を構築していく必要性を感じています。


大津市議会議員 藤井哲也拝





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