おはようございます。
大津市議会（滋賀県）の議員、藤井哲也です。

今週も議会開会中でありますが、朝の駅活動を続けておりました。
JR堅田駅前とJR比叡山坂本駅にて議員インターンシップ生と共に。




また一昨日は日頃大変お世話になっている社長主催の異業種交流会があり、私も今回で4回目の参加をさせて頂きました。100人規模の経済人中心の交流会で、毎回 社会貢献活動に取り組んでおられる方をゲストにスピーチの時間をとっておられ、今回は乳児院などを大津市内で運営されている小鳩会の方でした。（前回は私が推薦させて頂いた中３学習会運営の学生ボランティア団体「アトラス」の日野代表）

　

大変有意義なチャリティ性が高い交流会で、素晴らしいことだと思います。
今後も私のできる限りのことで、こうした活動を応援していきたいと思います。



さて本題ですが、大津市議会では「議会活性化」を目的に「議会活性化検討委員会」というものが設置されています。
【参考】議会改革の取り組み（大津市議会HP）

構成メンバーは以下の通りです、
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委員長　　市議会 副議長（湖誠会 所属）
副委員長　議会運営委員会 委員長（湖誠会 幹事長）
委　員　　議会運営委員会 委員（湖誠会 副幹事長）
委　員　　議会運営委員会 委員（湖誠会 幹事）
委　員　　議会運営委員会 委員（湖誠会 幹事）
委　員　　議会運営委員会 副委員長（市民ネット２１ 幹事長）
委　員　　議会運営委員会 委員（市民ネット２１ 副幹事長）
委　員　　議会運営委員会 委員（共産党大津市会議員団 幹事長）
委　員　　議会運営委員会 委員（共産党大津市会議員団 副幹事長）
委　員　　議会運営委員会 委員（公明党議員団 幹事長）
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着目して頂きたいのは、「議会運営委員会メンバー」＋「副議長」＝「議会活性化検討委員会」を構成している点です。

「議会運営委員会」は、どのようなことをしている委員会かご存知でしょうか。
一般的には本会議や常任委員会での審議が表舞台となっていますが、議会運営に関する事柄の多くはこの委員会で審議されることになっています。


このたび、6月27日に開催された「議会活性化検討委員会」において、市議会各派から新規検討項目について提案がなされ、私からは「議決事件の追加」と「議会としての総合計画 進捗度評価の必要性」を提案しました。次回（7月31日）の委員会で検討項目を決定することとなりました。

そして7月31日の委員会で審議された結果、「議会図書室の充実」が検討課題として選定されることになり、私が提案した「議決事件の追加」についての各委員の意見は次の通りでした、

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湖誠会所属委員：
　政策検討会議で議論し、個々の事案については議会運営委員会で議論すべき。
市民ネット２１所属委員：
　議会運営委員会で議論すべき。
共産党所属委員：
　議会基本条例検討の政策検討会議で議論すべき。議決事件については議論を重ねるべき。
公明党所属委員：
　議会基本条例検討の政策検討会議で議論すべき。細目は議会運営委員会で議論すべき。
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この時点で、「議会活性化検討委員会」と「議会運営委員会」メンバーはほぼ同じであることもあり、また どちらで審議しても同じであるので敢えて議論を先延ばししなくても良いと考えていましたが、より格が高い議会運営委員会で審議されるのであれば、それも良しと考え許容しました。

そして去る、9月18日の「議会運営委員会」で私が提案した「議決事件の追加」も審議されましたが、結論としては「（議会基本条例を検討している）政策検討会議での検討事項とすべし」となりました。

正直、議会活性化の検討に時間をかけすぎで、議会活性化検討委員会及び議会運営委員会のあり方に大変な疑問を抱きました。見掛け上は、活性化に向けて議論はしているように見えますが、議論の先延ばしに過ぎず、見ていて大変残念です。


とは言え、「議会基本条例案づくりの政策検討会議」に対し、「議決事件の追加」案件は付託されたものと捉え、前向きに議論をしていきたいと思います。
（しかし、政策検討会議では本案件は既に議会運営委員会で諮ってもらうとしていたはず・・・わけが分かりません怒）
ちなみに、政策検討会議メンバーは以下の通りです。

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座　長　議会運営委員会委員長＝議会活性化検討委員会副委員長（湖誠会 幹事長）
副座長　議会運営委員会副委員長＝議会活性化検討委員会委員（市民ネット２１ 幹事長）
委　員　湖誠会所属議員
委　員　議会運営委員会委員＝議会活性化検討委員会委員（共産党大津市会議員団 幹事長）
委　員　議会運営委員会委員＝議会活性化検討委員会委員（公明党議員団 幹事長）
委　員　大志会 幹事長
委　員　清正会 幹事長
委　員　風 代表
委　員　新世代・滋賀大津 代表（私、藤井哲也）
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座長は、議運委員長であり活性化検討委の副委員長である最大会派の自民系の幹事長です。さらに付け加えれば、この4年間 議会運営委員会委員長は同一人物です。
そして副座長は議運副委員長で、第2会派の民主系の幹事長です。


まさか「政策検討会議」でも、他の委員会等にたらい回しするようなことはないと思います。
どのような事項を議決事件に加えるかは、地方分権時代において非常に大切なテーマであり、「真の地方自治」を考える上で、最も重要なテーマであると考えており、正に「議会基本条例」において議論すべきテーマだと考えています。
【参考】議決事件の追加について（外部リンク）


大津市議会議員　藤井哲也拝