滋賀県「こども県議会」

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こんにちは!
大津市議会議員(みんなの党所属)の 藤井てつや です。


毎日本当に暑いですね。先日の台風は非常に風が強かったですし、雨も吹きました。大津の河川や田んぼの用水路なども被害がなかったか心配ですが、地元の学区支所に聞いたところ、真野学区、堅田学区では何事もなかったということでした。真野では、「真野川」という川があります。この川の氾濫を予防するための改修について実は20年以上前から議論がされていますが、ほとんど進んでいません。もし何かがあってからでは遅いので、こうした議論はやらないならやらない、やるならやるでバシッと決めるべきでしょう!

さてちょっとしたイベントのご案内です。
実は来週の7月26日(火曜日)13時~16時の間、滋賀県主催で「こども県議会」というものが滋賀県庁で開催されます。こどもが議員になって(議長もこども)、実際に知事や教育長や部長クラスの方々に質問をするというものです。

私も最初見た時は、どのくらいのものなんだろうと思いましたが、実際に質問内容を見てみると結構面白そうで、わたしも傍聴しに行くことにしました。下記のような質問事項が予定されています。






                                                    【滋賀県HPから引用】


「議会」は私はまだ1度しか経験していませんが(5月定例議会)、質問は簡単なようで結構難しいです。相手の答弁(こたえ)を予想して、いかに官僚的な逃げの答弁をさせないかがポイントです。そのためには十分な情報収集と場慣れ、そして論理的思考とプレゼンテーションスキルが求められます。

そうした場にこどもが参加するのをぜひ見てみたいです。そしてどのような答弁を県執行部はするのでしょうか?難しい県民が理解できないような言葉を使って答弁する人もいるでしょう。しかし、そうならないようにきっと答弁を考えておられるはずです。こうした場をつくること自体が、執行部が県民目線にたち戻り、県民の意識に近づいて行政を行っていくことにつながると思います。

そして、こういう機会を創っている滋賀県は素晴らしいと思います。私が現在、所属している大津市議会においても、大津市と一緒にこうした取り組みはできないのでしょうか?こどもの政治や行政、社会とのつながりへの意識向上にもつながりますし、それは将来、大きな財産となって市や県に戻ってくるはずです。そして市政、県政が馴れ合いとなりうる議会(「議員なんだから、そのくらいわかるだろ?」的な答弁や曖昧な答え)との関係を考え、真に市民目線に立つために実施を検討してもいいのではないかと思います。お金もそんなにかからないでしょうし。

とりあえず、傍聴してきます。皆さんもいかがでしょうか?
滋賀県のホームページから詳細ご覧になれます。


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