6月議会の常任委 員会終了。

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おはようございます。
大津市議会議員の藤井哲也(新世代・滋賀大津)です。

昨日は6月議会の常任委員会が開催され、私が所属する「教育厚生常任委員会」では、委員会付託の議案審査ならびに所管事務調査を行いました。

委員会付託議案については、国の法律が変更となったことに伴う、大津市の条例の改正で特に問題ない案件でした。

もう一点の所管事務調査については、来年度からいよいよ始まる「子ども子育て新制度」について。
来年度から、幼稚園と保育園のイイトコどりの「こども園」が作りやすくなります。
しかしながら既存の幼稚園や保育園がこども園に移行するに当たっては情報が少なすぎです。また保護者に対する情報提供もまだまだです。
まずは議員が制度の方向性を知らねば、今後の条例改正や予算審議にも入れませんので、現時点で確定している情報の共有を行いました。

これまでは文部科学省管轄の幼稚園と、厚生労働省管轄の保育園の二重の行政の下で「(現)こども園」がありましたが、私も良く知っていますが、非常に制度が複雑で、市民国民への認知もいまいち、そして運営者に取ってはデメリットが多い制度でした。
この縦割り行政を廃し、一元的な「(新)こども園」にするものとなります。

しかしながら、やはりまだまだ制度上の問題点は多いと思います。
というのも「(新)こども園」になっても、幼稚園定員と保育園定員の考え方が維持されるようで完全なる一元化とはいかないのです。

たとえば幼稚園枠が定数に満たず余っていても、保育園枠がいっぱいであれば、その園への行政からの案内は後回しにされかねない状況となります。せっかく一元的な施設としての「(新)こども園」になるのであれば、定員も幼稚園枠と保育園枠を分けずに一元的にすべきだと思うのです。定数を一元的にすれば、機動的・柔軟性に富んだ対応が可能となるため、待機児童対策は大いに進捗すると思います。
大津市においては規制緩和や構造改革特区制度などを使って、こうした「もったいない」矛盾を解消する措置をとって頂けないものかと考えます。


常任委員会の後は、バドミントンの普及に取り組んでおられる地元の方(滋賀県バドミントン協会の常任理事)と一緒に、政策調整部や市民部(市民スポーツ課)、さらに本年度 市議会に設置された「スポーツ推進等対策特別委員会」の正・副委員長にもおつなぎさせて頂きました。
実は大津市は、バドミントンで傑出した成果を出しておられる方を多数輩出しています。
バドミントンのワールドカップとも言えるトマス杯で先に優勝した早川賢一さんや、ロンドンオリンピックで銀メダルとなった垣岩令佳さんなどです。
大津市でも、強みをさらに伸ばす観点から、バドミントンの強化のために、他の競技同様サポートを拡充していかねばならないと思います。


さて本日は14時から、大津市議会の本会議場で、議員研修があります。
講師は、モチベーション論研究で大変有名な太田肇同志社大学教授です。
インターネット中継もされます。ご興味ある方はぜひご視聴ください。
【参考】大津市議会ホームページ


大津市議会議員 藤井哲也拝






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