JR小野駅前の駐輪場整備に疑念。

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おはようございます。
滋賀県の大津市議会議員、藤井哲也です。


以前より私の中でモヤモヤしている事業に、JR小野駅前の駐輪場整備の件があります。
かねてより、議会での一般質問や、駅立ちの際に利用者の方へ意見聴取を行ってきました。
【参考】2013年3月5日ブログ記事「JR湖西線・小野駅の駐輪場が来年から有料に。」
【参考】2013年3月28日ブログ記事「「JR小野駅」前駐輪場整備&「JR膳所駅」橋上駅舎整備。」


小野駅では定期的に駅立ちを行っており、その都度 整備状況を確認しておりましたが、このたび工事が完了し、いよいよ供用開始が間近に迫ってきました。
このタイミングで実は数人の方から、「駐輪場整備では地域住民への説明もないまま勝手に進めてどうなっているんだ!」と言う声や、「あの駐輪場の建設で5千万円は高すぎではないか?税金がどこかに流れているのではないか?」という疑問の声をメールで頂戴しました。

あらためて現地を確認しました。

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現地を確認し、そして予算審議時に私が聞いていた話を思い出すと、一つ疑問が出てきました。

「あれっ??入門ゲートがない!!」

私がイメージしている入門ゲートというのは こちらの画像 のようなものです。
これに近いものを設置すると予算審議時に聞いておりました。


「また建設部にダマされた!」というのが第一に感じたことです。
最近、この案件以外にも大津市建設部の仕事の質には非常に不満を持っています。

担当課に確認したところ、「当初はそのように説明をしていた。しかし、入門ゲートはリースを考えていたが、必要ないと考えて設置しなかった」とのこと。

議会審議時には都合のいいことばかり言って、予算執行時にはあっさりと言ったことを守らない。議会に説明がないのはおろか、地元にも当然そうした説明はありません。


しかも、屋根とフェンスをつけて、アスファルト舗装をして、プレハブのような建屋を建てて5千万円強。信じられません。チープな割に高すぎな気がするのは私だけでしょうか。
住民の方が「5千万円!!高すぎる!どこかに金が流れているのではないか?」と訝るのもよく理解ができます。

この件について情報公開請求をかけて、設計費用と予算執行状況が分かる資料を収集し、第3者的な専門家に調査協力をお願いすることにいたしました。


私としては苦渋の判断で賛成した予算。
建設部がそのような姿勢で臨むのであれば、こちらも相応の気持ちで取り組みたいと思います。



大津市議会議員 藤井哲也拝



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