【一般質問解説】 大津市民病院の民営化を含めたあり方検討を!

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おはようございます。
滋賀県の大津市議会議員、藤井哲也です。

昨日で3月特別会議が閉会しました。ご報告はまた別記事でいたします。
2月議会の一般報告3件目は「大津市民病院の民営化を含めたあり方検討の必要性について」です。


大津市民病院は、私も入院させて頂いたこともあり大変お世話になってきた市民に根差した病院です。
しかし近年、高度医療に対応した設備投資などの経費がかさみ、150億円程度の負債を抱えるに至っています。
このまま放置すれば、民間でいう倒産、公共機関で言うサービス停止に陥る可能性も出てくるでしょう。
今後の高齢化社会の進展を踏まえると、いま対応しておかねばならない問題だと私は考えています。

現在の課題は私の主観ですが、
● 医師の確保が困難になってきている。
● 次代に即したチーム医療が組みにくくなっており、結果として競争優位性がない。
● 行政組織ならではの縦割りがあり、患者へのサービスの低下を招いている。
● 施設が老朽化してきており今後大規模な改修の必要性も生じてくる。
● 法に縛られ構造的な行政・組織改革ができない。
                               といったものです。


こうした問題意識にのった上で、「公設民営化」、「大学病院化」、「地方独立行政法人化」を含めた根本的な市民病院のあり方検討を促しました。


これを受けての病院長の答弁は、「経営形態のあり方を含めた検討を行っていく」とするものでした。


具体的な議論や検討については今後詰められていきます。
私としては、大津市民がいざという時に頼れる病院が存続されるように、いまのうちに手を打ち、改革が後ろに戻らないように注意深く見ていきたいと考えています。



大津議会議員 藤井哲也拝






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