市長マニフェスト2年目終了時の目標達成度は『65%』

ホームブログ>市長マニフェスト2年目終了時の目標達成度は『65%』



おはようございます。
滋賀県大津市議会議員、藤井哲也です。

先日のブログ記事では越市長自身によるマニフェスト達成度評価において、当初立てられた目標が改竄されて目標を低くすることで達成率を高く見せている点に触れ、政治家として信義に関わる問題だと指摘しました。
【参考】2014年1月25日ブログ記事


その後 私なりに資料を精査をして、市長マニフェストの2年目終了時点の達成率を出してみました。


manifest2hyoka
PDFデータはこちら



ちなみに、「改ざんした年次目標に対する達成度」を測定するのはフェアではないため、私の評価においては、「当初計画していた年次目標に対する達成度」を測定しています。

【参考資料】
市長マニフェストロードマップ 5つのスマイルプロジェクト(平成24年6月版)
市長マニフェストロードマップ 7色に輝く大津市(平成24年6月版)
市長マニフェストロードマップ(平成26年1月版)←※改ざんされているバージョン



市長の自己評価では80%でしたが、私が評価したところ65%となりました。
ギリギリ及第点といったところです。
越市長は自分への評価は甘いようです。

特に項目ごとに見てみると・・・

kajohyoka26

★図表中、「防災」と「産業振興」の記載が逆転しております。正しくは以下の通りです。
 「防災」:市長評価90.4% 第三者評価76.8% 過剰評価率1.18倍
 「産業振興」:市長評価71.1% 第三者評価50.5% 過剰評価率1.41倍

「行政改革」(1.64倍)、「産業振興」(1.41倍)、「観光」(1.35倍)で評価に開きがあることが分かります。

市長には、正しく達成度の評価を行って頂きたいと思います。
自身に対する甘い評価により、行政改革や産業振興、観光政策などが遅れることは、ひいては市民の信を損なうことになります。

私自身期待しているからこそ問題点を指摘するのであって、「バレなければ」という卑怯な精神で市政を担って頂きたくはないと考えています。正々堂々、真面目にやって頂きたいと心から念じています。


大津市議会議員 藤井哲也拝





【2013 1 28 一部修正】
図表の「防災」と「産業振興」が逆転している修正説明。

▲ページのトップへ