9月議会 議案採決。

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おはようございます。
大津市議会議員、藤井哲也です。

まず重要性が高いと考え、「副市長解職&教育長罷免の決議案の議決見送りの件」についてご報告します。
9月19日の議会運営委員会に、自民党系会派(湖誠会)から提出された両特別職に対する解職並びに罷免決議案は、昨日24日午前に開催された議会運営委員会で、その議決を見送りたい旨、提出会派からコメントがありました。
【参考】毎日新聞記事「大津・中2自殺:副市長と教育長を湖誠会が解任要求 市議会に提案へ」(2013.9.19)

議会運営委員会では「検証しなければならない事象ができた」という趣旨の説明がありましたが、詳細については説明されることはありませんでした。以下、議会運営委員会での発言議事録です。

鷲見議員(湖誠会)
今期、通常会議に上程すべく9月17日議長へ提出いたしました決議案第2号笠松拓史副市長の解職を求める決議並びに決議案第3号富田眞教育委員会委員の罷免を求める決議について、両決議案に共通して再度、内容を検証すべき事象が生じました。この検証には時間を要するため湖誠会といたしましては、まことに勝手ながら両決議案を本日の本会議には上程せず、延期したい旨を議長にお伝えさせていただきました。先の議会運営委員会におきまして、両決議案の取り扱いを協議いただいたところであり、委員をはじめ議員の皆様にはご迷惑をおかけいたしますことをお詫び申し上げますとともに、なにとぞご理解をたまわりますようお願い申し上げます。



その後、提出された会派から現在のところ追加説明はありません。
どのような点を「内容を検証しなければならない」と考えておられるのでしょうか。
この決議案は、一般的な意見書とは異なり、議会議決し、市執行機関における市長の右腕とも言える人材の人事に関する案件であり、また先週木曜日(19日)の議会運営委員会での協議を踏まえ、広くマスコミでも報道されたこともあり、多くの市民の関心が集まっている事案です。
市民にとっても???と思うのは当然で、議会の中にいる私自身も???の心境です。
議決見送りをされた経緯について、市民及び議会に対して説明責任を果たされる必要があると考えます。

議会においては、会派ごとに評価されているというよりも、議決機関としての議会は一体したものとして市民の皆様から評価されるケースが多いと思います。
このままでしたら「議会に対する不信感」が市民に広がることも考えられます。
私自身も真意を測りかねるところです。なんとか善処を願います。



さて、9月議会(通常会議)に提出された議案の討論・採決が昨日行われました。
補正予算議案及び、ゴミ処理手数料改定を含む議案は反対しました。
討論原稿(PDF)

一般質問で取り上げた各項目の説明については、これから記事アップをしていきたいと思います。


大津市議会 藤井哲也拝

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