2013/08/26
おはようございます。
大津市議会議員、藤井哲也です。
早くも9月議会の開会1週間前となりました。
ここからが忙しくなります。
今回は議会開会前日に年に一度の大規模議員活動報告会を企画させて頂いていることもあり、尚更です。
議員活動報告会の内容詰めと合わせて、議会の一般質問の企画及び構成にあたりたいと思います。
ところで、議会開会1週間前に、「議会運営委員会」というものが開催されて、そこに副市長以下の市職員の皆さんが来て、提出予定議案の説明をされます。
そこで議員としては、どういった補正予算が組まれるのか、どういった条例案が出てくるのかを知ることになります。
そしてそこから補正予算の内容に問題がないか、費用対効果の面で大丈夫かのチェック、法令に則っているかのチェックを行っていくことになります。
合わせて議会開会1週間後に予定されている「質疑並びに一般質問」の準備を並行して行います。
市民の皆さまの血と汗と涙によって捻出されている税金が無駄に使われないか、市民福祉の増進のため、または更なる税収確保のための投資につながるか、しっかりと見ていきます。
今回は、この議会運営委員会での提出予定議案の説明に先立ち、重要案件の説明が先週金曜日に行われました。
その中で気になるものとして以下2点あります。
■JR小野駅前駐輪場の有料化(駐輪場条例の改正)
かねてより住民理解が得られておらず、周知も不十分と指摘してきた案件です。
市からの説明で驚いたのが、あまりにも管理体制がチープだと言うことです。
JR堅田駅前の水準を知っているからこそですが、とても風雪に耐えられる作りにはなってません。
なぜこれで堅田駅前の駐輪場と同じ料金を取ろうとするのか理解できません。争点にしたいと思います。
■JR大津駅の市所有スペースの活用に関するニーズ調査(補正予算450万円)
JR大津駅舎の2階部分などは大津市が観光振興などの目的で保有しています。
ここに「びわこ大津観光協会」などが入っているわけですが、ほぼ死にスペースとなっています。
ここを有効活用しようと利用者&地元住民へのアンケート調査並びに市民へのウェブを使ったアンケートを行うとのことです。
この業務を専門業者に委託するとのことですが、この費用が450万円。
高すぎます。
450万円のお金があれば、どれほど大きな事業ができるでしょうか。アンケートを作成して、駅前で何人かアルバイトを採用して利用者調査等を行い、またそこで得られた調査結果を集計し、その結果をもとに分析と新しい企画立案をするというものですが、この業務に450万円を使うのは信じられません。
正直なところ、私が経営している会社であれば100万円でやります。
なによりこの程度の業務であれば、専門のコンサル会社を使うまでもなく、十分に市職員で対応可能です。
中核市である大津市にはそれなりに優秀な職員も多くいます。外部業者よりももしかしたら優秀かもしれません。
なぜ450万円もの税金をこの事業に使おうとするのか、どう考えても理解ができません。
考えるほど怒りがこみ上げてきます。税金を無駄遣いするのも大概にせえと叫びたくもなります。
議会で争点にしたいと思います。
本当に市職員は楽ばかりしようとしているように思います。
特に本来の企画部門であるはずの政策調整部は。許せないですね。
またこの補正予算案を2役査定して通した市長、副市長も非常に問題あると感じます。
そのほかの案件もありますので、それらも含めて調査を進めていきます。
(昨日行われた牛肉サミット。美味しい牛肉料理をたくさん頂きました。どのお店も激旨でした!)
大津市議会議員 藤井哲也拝