大津市議会5月定例会一般質問の内容

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大津市議、みんなの党の 藤井哲也 です。

一昨日から本日にかけて、国会では内閣不信任案の可決をめぐって攻防が続いておりましたが、結果は否決。みんなの党は現在の菅直人内閣に強い不信感を抱いており、当然ながら賛成しました。震災被害がひどいこんな時に政争にあけくれる国会を見て呆れている方も多いと思います。しかし、私はいまこの首相を変えなければ100年後の日本国民から、私達は本当に恨まれると思います。

「誰がなっても同じ」ではなく、本当にこの国を変えていける人を政治家に選び、そして世論を私達で作っていかねばなりません。トップ次第で大きく物事は動きだします。現在のこの菅直人首相のままでは少なくとも現在の閉そく的状況を打開することはかなわないでしょう。平時の宰相には適任かもしれませんが、いま日本が置かれている状況は、震災対応、社会保障の財源づくり、国防とどれもが火急的課題であります。

いま総選挙をするのはさすがに被災地無視と思いますが、少なくともリーダーシップを持つ人財をトップに据えて行動しなければ、物事は動かず、本当にこの国はどうしようもない事態に陥るでしょう。菅直人首相には即刻退陣することを希望します。


さて、本日は大津市議会の5月定例議会(5月31日に開会したので5月定例議会と呼びます)の事前通告の締め切りでした。事前通告というのは、市議会議員が議会において、「このような質問をしますよ!」と事前に市の執行部に連絡することを言います。

本日の昼の12時が締め切りで、なんとか11時57分に提出することができました。今回わたしは大きく分けて5つの質問をさせて頂きます。



<1 大津市特別職報酬等審議会条例の一部を改正する条例の制定について>

今回提出されている「大津市特別職報酬等審議会条例の一部を改正する条例」に対しての質問です。「教育委員会、選挙管理委員会、公平委員会及び農業委員会の委員並びに監査委員の報酬の額」を審議会で審議する旨が本条例で付け加えられるのですが、平成24年3月31日でその条項が削除されることになっています。これに対して疑問を抱きましたので質問を致します。


<2 大津市民病院の談合事件について>

今から3年前の平成20年3月10日にあった市民病院をめぐる談合事件に関して。今回、市が被った被害額相当を本年2月、3月の委託契約料から相殺して支払わなかったことで事態の収束を図ったのですが、4月26日、27日に新聞報道がなされるまでは一般市民にこの事柄が知られることはありませんでした。どのタイミングで市側からマスコミへプレスリリースがあったのか、そのことを聞きたいと思います。


<3 (新)大津市行政改革プランの“新たな人事制度の導入”の進捗について

大津市が将来の扶助費増に備えて進めている「行政改革プラン」の新たな人事制度の導入に関して。
これは、現在、大津市は「年功序列型給与制度」なのですが、これを平成24年度末までに「能力・業績反映型給与制度」に切り替えるというものです。これに対して、現在の進捗と平成24年度末の達成見込みについて伺うものです。


<4 「協約締結権」の地方公務員への付与に関する大津市の見解について>

人事院勧告や、人事委員会・公平委員会の勧告に基づかずに、独自に地方自治体が職員の労働組合と交渉(団体交渉)をして、協約を結ぶことができるように進めている件について、大津市の見解を伺います。


<5 投票率向上について>

今回の市議選は過去最低の投票率でした。今回の低投票率の総括を選挙管理委員会に伺い、来年1月に執行予定の大津市長選挙に向けてどのような対策を考えているのかを伺います。



私の質問順位は24人中19番目で、6月9日(木)が予想されます。
一般傍聴もすることができますし、インターネットで質問風景をご覧いただくことができます。
大津市議会のホームページ

なお、本来は、地元(北部地域:真野、堅田、おごと、和邇)についての質問を入れたかったのですが、時間不足で情報収集が間に合わないため次回9月に質問するようにしたいと考えています。また雇用対策/産業活性化に関する質問も入れたいですが、こちらもまだ情報収集が万全ではなく、質問できる情報量を持っていないので、次回以降に回します。

そして市民の皆さまへのお願いです。大津市議会は年に4回開催されます。すなわち、2月、5月、9月、12月です。一人の議員が質問できる時間は60分間です。できるだけ情報収集して濃い内容の質問をしたいと心がけており、ぜひとも市民の皆様には「こんな情報があるけどネタになるか?」という情報を差し入れて頂きたく念じています。

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