「大津市スクールランチ」の予算・事業の変更。

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おはようございます。
大津市議会議員 藤井哲也です。

もうすぐ6月議会が開会します。(6月3日開会)
それに向けて様々な市政課題について調査を進めています。
5月26日(日)14時には、堅田平和堂で「市議会活動報告会」を開催しますので、もしよければ御越しくださいませ。(参加無料)

表題の件について。


今年6月(来月)から、大津市では中学生向けの弁当配食事業(いわゆる「スクールランチ」)が始まります。
中学生のお子様を持つ共働き世帯にとっては、弁当を作るのも大変かもしれませんので、こうしたオプションが新たにできるのはいいことだと思います。


さて、そのスクールランチ事業ですが、2月議会で予算を議決しましたが、どうやら その予算使途に変更があったようです。
しかしながら、いまだ議会に対して説明はなされていません!!!
予算の使われ方について、議決された範囲内で流用するのであればまだいいにしろ、新たに使途が追加され、また議決した予算項目を削除していることが担当課にヒアリングルナかで分かってきました。

詳しく説明すると、委託費として計上していた、
「スクールランチ利用状況等調査(50万円)」
が削除されています。

担当者においてこの業務を行うことになったので、委託費から予算を取り下げているとのことです
それならば、なぜ当初はこの部分を予算化していたのでしょうか???
最初から必要ない予算を計上している時点で予算編成のあり方として問題があると思います。

またそれ以外にも問題があります。
スクールランチ第2期の導入校は、当初目標としていた9月から2ヶ月遅らせて11月にするようです。
これにより、配送及び回収に関する委託費用について変更があるようです。

■当初の議会への説明 586万円(配送及び回収費用)
■変更後の内容(議会への説明なし) 509万7961円(配送・予約・回収費用)

2か月分の配送費等、約76万円が減っています。なぜこの2か月分の委託費が減ったのでしょうか??
こちらも議会に説明がありません。
9月からのスクールランチを楽しみにしていた子どもたち、または保護者の方たちに何の理由も提示なく、委託費用が2ヶ月分減額されており、よって開始時期は11月以降にずれ込むことになります。

私としては必要であれば二学期から、第2期導入校でもスターとさせるべきだと思います。
そこに補正予算が必要なのであれば、計上すべきだと思っています。


この問題も、先にブログ記載した「地域コーディネーター公募」の問題とあわせて、非常に重大で大津市並びに市教委の閉鎖性に関わる問題です。
市長は、「開かれた行政」を目指すといっていますが、情報公開がなされておらず、まったく正反対の施策がなされようとしています。
スクールランチは市長のマニフェストに関する重要事案のはずです。市教委だけが勝手にこのように利用者調査を内製化し、第2期実施校のスクールランチ実施時期を2ヶ月遅らせるようなことはできないと思います。
市民に対して、議会に対して、市及び市教委には、説明責任を強く求めます。



大津市議会議員 藤井哲也拝

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