2012/02/27
こんばんは!
滋賀県の大津市議会議員 藤井哲也 です。
本日、代表質問がありました。合計5つの会派(グループ)から質問があり、市側が答弁をしました。
以下、メモに書き留めたものの中から、私なりに興味あるものを記載します。
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◎ マニフェストの実行計画づくり
現在、各部局においてマニフェストに掲げたものの整理、確認を行っているところ。
第3期実行計画にマニフェストに掲げる項目を入れて、近日発表したいと考えている。
◎ 地域経営会議 創設
活気ある町をつくるため開催。自治会を含む各種団体に入って頂き開催したい。
具体的なことは今後検討していくが、その会議での意見を市政にいかしたい。
市内にブロックを7つ設けたい。現在の福祉ブロックにとらわれることなく区割りしたい。
まずは先進地への調査を行っていく。
◎ 自治会の評価
住民の相互扶助の役割がある。
住民と市政をつなぐ存在である。
地域において重要な存在である。
◎ ガス事業の民営化
あらためて外部の人も交えてあり方を検討していきたい。
現在ある懇話会の人も含めて意見を聞いていきたい。
◎ 支所の統廃合
これまで言及したことはない。
(マスコミが勝手に理解して書いたことであり、書いたマスコミにはクレームを出した)
支所、公民館については 地域の歴史から経緯や地域の思いがあると思うので、それをまずは知りたい。
支所の統廃合は現在のところ考えていない
◎ ごみ処理施設の整備
3か所体制は維持していきたい。
公開討論会での発言は、南部クリーンセンター廃止を念頭に置いたものではない。
今後はごみの減量計画を進めていく
◎ 観光政策
大津市内にある観光資源をいかしていく。
京都に来る観光客へPRし誘客したい。そのために市内周遊のルートづくりを行いたい。
湖上交通を発展させたい、そして琵琶湖八景も活用したい。
また、民間業者と連携し、たとえばビワイチサブレや地酒、おごと温泉が出している土産もあるのでそうしたものを売り出したい。
地域の坂本盆梅展などがあるが、そうしたイベントをホームページなどを活用し、また自らのトップセールスで情報発信したい。
そのほか、観光客の方へPRするために駅前に看板を立てたい。
◎ 教育問題
配食サービスの利用希望状況についてアンケート調査を行いたい。他都市の事例も調べたい。
学校の教員の負担を減らしていくために、市単費による増員をしたい。
◎ 雇用労働対策
高校生への職業あっせんは、職業安定法で規定されており実施できないので、何らかの支援は行っていきたい。
市内4ブロックで現在 移動労働相談を行っているが、今後も地域密着で就労支援を行っていく。
就職面接会はこれまで同様行っていく。
これまで同様 ヤングジョブセンターやハローワークと提携して対策を進めていく
◎ 経済活性化
インキュベーション施設(起業家孵化施設)を活躍して、起業家支援をこれまでと同様行う。
大津草津地域で進めている高度技術、モノづくり、ITなどの4分野を重点的にこれまで通り行っていく。
また、びわこサイエンスパークについてUR、県と連携して事業推進していく
あわせて産業化支援コーディネーターが現在も販路開拓や企業と学校とのマッチングを行っているが、これまで同様行っていく。
◎ 幹部職員(政策統括監)人事
マニフェストの実現に向けて、総務省での経験をいかし、本市と他自治体との比較を行ってもらうこと、分野横断的な問題に取り組んでもらうこと、県や国との連携、そして豊かな行政手腕を期待して起用した。
副市長人事については、今後適切な人をあてたい。
◎ クリーンな政治
弁護士経験から理念として「クリーンな政治」を目標に掲げた
→終了後のマスコミからの立ち取材では この点 つっこんで質問を受けておられた。
◎ 庁舎建て替え問題
耐震性に問題があることを認識している。
今後、ガス事業のあり方を検討することを踏まえて、調査や問題について検討していく。
市民にもその際は、意見を聞く場を設けたい。
◎ 少子化対策
平成18年は出生率は1.33、平成22年は1.38と出生率は上がっている。
今後は更に子育て環境を整備して、大津市に移住する方を増やしていきたい。
三世代同居には効果があると考えている。
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総じてこれまでの政治を踏襲していき、さらに施策を充実させていくというものだったと私なりには感じました。「マニフェスト」の具体化とスケジューリングは、もう少し時間がかかるとのことでした。
明日は、「一般質問」の初日です。
私の順番は、普通に進行すると2月29日(水曜日)の午後になりそうです。