近況報告 2020年8月

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 長かった梅雨が明け、暑い日が毎日続きます。8月。
 とりわけて近況報告すべきことはないのですが、ウィズコロナ(コロナとともに仕事・生活をする新たな価値観)に即して、行政も民間企業も動き始めており、ようやく仕事が回り始めた印象を受けています。

 今年度は比較的小さな自治体の総合計画の策定支援を務めさせて頂いており、審議会や分科会運営も含めて、計画素案の作成が進んでいます。人口1万人以下の人口減少が今後も見込まれる自治体では、消滅可能性が課題となっています。実際、私が関わらせて頂いている自治体でも、深刻な人口減少、働き手や若年世帯の減少が見られ、他人事とは思えません。

 大津市議をしていた時は、地元の真野から車で30分のところにあった「葛川」というエリアの活性にも熱心に取り組ませて頂きましたが、これからいかにして全国各地にあるこのような集落やエリアのコミュニティを維持していくのかは重要な課題です。もちろんそのためにコストがかかります。民間が参入して儲かるのであれば、民間活力も導入できますが、人口自体が少なく、なかなか民間活力の導入と言っても簡単ではありません。観光資源があれば、新たな観光資源の発掘による関係人口づくりができると思いますが、そのような取り組みは地元住民の強い危機感と、優れたコンサルタントがいて成り立つような気がします。コンサルタントを住民が雇うことは至難の技でしょうし、そこに自治体が絡む必要性があると思います。

 また滋賀県の就労支援施設「しがジョブパーク」で週一日だけ勤務し、就職氷河期世代支援やインターンシップ事業の仕事を手伝わせて頂いています。コロナの影響で、インターンシップを受け入れてくださる企業様や、インターンにいきたい学生、双方とも不安感が高まっており、場合によっては中止になるケースも出始めています。まだ当面、このコロナの影響は続くと思われますので、ウィズコロナに即した就労支援のあり方も模索していかねばなりません。






藤井哲也


 
 

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