議員任期を全力で駆け抜ける!

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 1月7日(月曜日)。
 実質的に今日から仕事始めの方も多いと思います。

 平成時代が終わることに年齢を感じるところです。まだまだ若いつもりでいるのですが、いつの間にか40歳になっています。そろそろ本格的に動き出さないと、本当にあっという間に老境を迎えてしまうことになります。これまでの40年間の一味違う経験を土台として、その上に立派な建物を築いていけるように年末年始でしっかりと設計図を作ることもできました。
 いよいよ、人生をかけて成し遂げたいと思っていることにチャレンジする元年にしたいと思っています。地方議員については今年4月の任期満了を節目として、これまで培ってきた政策立案や統計分析、組織経営スキルを生かして、より社会貢献につながるようなステージで仕事をしたいと考えています。いつまでも同じところで留まっているわけにもいきません。





 現在の議員任期満了(4月30日)までは残り4か月を切っています。
 できることは限られますが、これまでの8年間の精一杯の議員活動の集大成として、今後の大津市、地域の発展のためにやらねばならないことに取り組みます。

 まずは、地域交通網の整備と堅田駅西口広場整備。
 2月1日から、びわ湖大橋にもETCが導入されます。国道477号線も拡幅工事が動き始め、それと同時に真野川河川改修の一部である新宿橋架け替え工事も着手されます。堅田駅西口広場整備はようやく完工日程が定まってきて、今年6月から7月くらいに供用開始になります。
また新宿橋架け替え工事と並行して進められる都市計画道路3・4・21号線整備は、4年後の2023年頃に完了することになりました。
 これらの道路交通網整備などについては、一定完成の目途はついたとはいえ、来年度予算にしっかりと反映されているかはチェックしなければなりません。特に都市計画道路3・4・21号線(堅田駅西口とびわ湖ローズタウンを結ぶ幹線道路)は、居住地域からの早期整備を求める要望が強い課題です。すでに今年度内に新宿橋架け替えに伴う道路設計変更は始められていますが、来年度以降、予算が確実に確保されるように市当局に発破をかけていきたいと思います。

 つぎは、大津湖西台プロジェクト。
 この問題は正直、議員としてできることに限界があります。(株)大林組が持っておられる土地の無償譲渡を大津市が受けるか否かを市長が判断する時期に在り、市長の姿勢によるところが100%といっても過言ではない事業だからです。地域としては地域活性化の起爆剤としてプロジェクト始動を強く求めてきました。今年前半に交渉期限を迎えますので、議員任期中に大凡の方向が定まると思いますが、最後まで地域の声を代弁していきたいと思います。直近の議会でも取り上げました。

 そして、市民センターのあり方検討というか、支所統廃合問題。
 大津市民、市議会、自治連合会の意向は、すべての支所を存続させることです。社会保障関連経費が増えていることやごみ処理施設や学校給食調理場建設を理由に支所統廃合を進めようとしていますが、アンケートでは7割以上の住民が残すべきだと答えています。私は支所配置職員数の見直し(同時に支所機能の見直し)まではすべきかと考えていますが、支所を廃止してしまうことまでは、現時点では難しいと感じています。
 現在は、ボールは市長・執行機関側にあります。市民や議会が納得できるボールをどのように返してくるのでしょうか。議員任期中であるならばしっかり門番の役割を果たしたいと考えています。

 最後に、市政運営について。
 越市政を振り返ると独善性がひどく目立ちます。本来であれば市議会がしっかりと監視機能を発揮しなければならないところですが私自身は十分ではないと感じています。ただ議会もまったく機能してこなかったのかと言えばそうではなく直近議会でも2本の決議を市長に投げかけてイエローカードを出しているのですが、市長はその上をいっています。
 年末に大津市の公文書管理や情報公開の対応についての報道があったほかに、市民センターあり方検討や中消防署移転先候補地検討、不祥事に関する連絡の遅れなど、情報統制を厳しくしており、市議会に求める役割は「出した議案を審査して採決だけしてくれればいい」というスタンスです。「議会は市長の追認機関」と言っているのと大差ありません。ハッキリ言って市議会は舐められています。
 とりわけ問題なのは上記に書いたように、情報の隠蔽体質です。実際に市議会(市議会議員)も一緒になって大津市を良くしようとしているのですが、市長は政策形成過程にある情報を隠蔽し、独善的に政策形成を図ろうとしています。情報公開やオープンガバナンスを進めようとする世の中の大局からみると、逆方向の姿勢だと断じざるを得ません。
 この問題も残り4か月でなんとかなる問題ではないのですが、限られたチャンスを十二分に生かし切り、市民や将来の大津市にとって価値ある活動をしたいと考えています。


 
 どうか皆様にとっても、本年が素晴らしい一年になりますように。 



フジイテツヤ









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