文化の秋。学区別意見交換会も進められています。

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 11月3日の「文化の日」前後には、学区文化祭など多くのイベントが行われました。私も各所に呼んで頂き、各学区での文化振興の御取組みを知る事ができました。ありがとうございました。

 

 



 文化芸術は、一人一人の人生に彩りをもたらすものだと考えており幸福感と関係深いものだと思います。また地域にとっては文化芸術の花が開く場所に人が集まり、賑わいが生まれる素地となっており、まちおこしにとって欠かせない要素だと思います。一人ひとりにとっても、また地域にとっても文化芸術は大変重要なものです。これからも各自、各地域の文化芸術活動はどんどん奨励・支援されるべきだと思います。

 歴史好きの私にとって、小野公民館で行われた歴史講座「和邇氏の祖郷」という講演は、大変おもしろかったです。講師を務められた丸山竜平先生のお考えも含めながら、和邇氏系豪族のルーツやどのように隆盛したのかを聞く事ができました。
 真野には「春日山古墳群」という湖西最大規模の古墳時代中期から後期にかけての古墳群があります。名前の通り、「春日氏(大春日朝臣)」が根を張った地域とされており、この春日氏は和邇氏の系統でありながら、名前の由来となっている「(鉄のカス)糟が垣根のようになっている=カスガキ」というように、「鉄」と関わりが深かったこともあり、徐々に台頭し、和邇氏の本流になったものでした。その春日氏と同祖であるのが「小野氏(小野朝臣)」です。小野学区は小野妹子らを輩出した小野氏が居住していた地域とされています。
 私は「地名」に昔から興味があり、なぜその地名がついたのか、そのことを考えることが、その地域の文化振興や発展につながる鍵になり得ると考えています。そうしたことから、公民館でこうした地名の由来に関して歴史講座を開かれるのは大変意義深いものだと思っています。
 「真野」という地名についても、以前記事にしたことがありましたが、あらためて時間を割いてより詳しくまとめていきたいと考えています。

 
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 小野公民館による歴史講座を聞きに行った際、市民センター機能等あり方検討に関する学区自治連合会通信が置いてありました。地域に与える影響が端的にまとめられた資料だと思います。他の学区においても共通する課題も多く記載してあると思いましたので、ご紹介したいと思います。









 
 紙資料をスキャンしたもので文字が読みづらいかもしれません。 
 小野学区自治連合会さんがホームページにアップされておられますので、そちらからご覧ください

 小野学区は、私が住む真野学区とも隣接している旧志賀町の学区です。同じびわ湖ローズタウンにある真野北学区でも課題となっていますが、1980年代後半から大規模新興住宅街が形成され多くの方々が転入してこられ大変な賑わいとなりましたが、その子ども達が進学や就職、結婚などによって転出し、人口減少と高齢化率が高まってきています。
 小野小学校では1学年10人台、真野北小学校では1学年20人台となっており、将来的な学校統廃合に対する危機感が急速に高まってきていると聞きます。
 そうした地域において、支所を含めた市民センターは非常に重要な公共拠点となっており、この度の支所統廃合、市民センター機能等あり方検討には、当初から憂慮の姿勢を示してこられました。そうした声を聞き、地域の声を私も大津市行政にしっかりと伝えていかねばならないと考えています。


 「市民センター機能等あり方に係る 学区別意見交換会」も11月半ばまで、各学区で行われているところです。




フジイテツヤ





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