真野川が濁っている。

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 梅雨ももう直ぐ終わりです。
 しかし最近は短時間集中豪雨が頻発しているように感じます。
 先日も豪雨の影響で東海道線や湖西線がストップしてしまい、多くの市民の皆様が不便を被りました。

 そして私が住む真野では、真野川上流にある競走馬育成施設の造成が進められていますが、大規模な工事であることから、沈砂池などの対策は講じられているものの、溢れた泥水が川に流出し、濁水が河川を満たすようになります。特に最近はその状況がひどくなってきたように感じます。


(真野学区自治連合会提供)


(真野学区自治連合会提供)


 もう河川がまっ茶色です。魚や蛙は住めるのでしょうか?
 こうした状況を堪えかねて、真野学区自治連合会は行政に緊急の働きかけをしに市役所へ行きました。
 業者に対して厳しい措置をお願いしました。私も同席させていただき、一層の対策を求めました。



 これまでの経緯を見ても、業者がすぐに動くとは思えませんが、工事現場の下流にある真野学区は本当に迷惑を受けています。野菜を真野川で洗って出荷していた業者は、ここ数日間、仕事が止まっていると聞きます。また流域には多くの田畑がありますが、そうした田畑で育てている農作物に影響が出ないかも心配されています。
 
 競走馬育成施設の整備は、地域振興にとっても非常にありがたいものですが、その前に、しっかりと業者はなすべきことをなしてほしいと思います。ヤクザではないはずなので、なぜ地域住民の要望を聞いてもらって対応を速やかにしてもらえないのか、行政からの指導にものらりくらりとかわし続けているのかも不思議です。

 鯉のぼりが川面に映る美しい光景が、早期に戻ってきてほしいと考えています。



藤井テツ
 



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