真野川改修促進協議会。

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 本日が6月通常会議の閉会日。現在、追加提出議案の委員会審議のため暫時休憩中です。この1週間の動き。


6月26日
 朝から議会運営委員会&議会広報広聴委員会。昼からは予算常任委員会全体会。
 議会運営委員会では、閉会日の段取りについて確認し、また志成会から「議選の監査委員の在り方検討」について政策検討会議の設置を提案しました。この度、国会において地方自治法が改正され、議会から選出している市監査委員の必置義務がなくなりました。監査委員は執行機関だけではなく、議会に対しても独立性を持つべきという考えからです。



 また議会広報広聴委員会においては、長年の慣行となっている「議会だより」における大会派順となっている議員の一般質問紹介を、公平性を持たせるために登壇順にするなどの改善案を提案しました。代表質問であれば大会派順でもいいかもしれませんが、個人質問は所属会派関係なく行っている性質のもので、所属会派によって優劣があるべきものでもありません。


6月27日
 理事を務めている保育園の理事会が開催され、次期理事長が決定しました。これまで園の創立・運営に尽力されてこられた理事長から、現園長にバトンが受け継がれることになりました。理事会では議長を務めることになり、1つの議題にも関わらず2時間近くの時間がかかる大変難しい案件でしたが、無事に終えることができてホッとしています。

 その後は「真野川改修促進協議会」に出席。真野川は、氾濫する川として地域では昔から河川改修の必要性が認識されてきました。
 真野川大橋の架替工事の設計(琵琶湖大橋病院の前)や、新宿橋(国道477号線沿)の架替の方向性が大津土木事務所から示されました。これを受けて大津市は都市計画道路3・4・21号線(国道477号線〜堅田駅西口)の道路整備の方向性を今年度中に検討し、来年度から工程(スケジュール)管理の段階に入ることが報告されました。



 ただし、河川改修は下流から順番に実施されていくことになりますので、真野川大橋付近の地権者からの用地買収が喫緊の課題です。この土地は地権者間の相続問題で係争中であり、近年なかなか動きがありません。大津土木事務所からは今後、土地収用(代執行)の可能性も含めて検討する旨の話がありました。
 これとは別に都市計画道路3・4・52号線(堅田西口線・通称大林道路)についても議論は広がり、大津市からは議会での説明にそって話が進められましたが、とても住民の理解が得られたとは思えません。特に新北部クリーンセンターの建設に際して、越市長と地元自治連合会との間で交わされた覚書にも、この都市計画道路3・4・52号線の建設が約されているにも関わらずです。

 協議会後は、大津土木事務所、大津市の関係者の方々を交えて、懇親会が行われ私も参加しました。関係者は色々と頑張っておられることをお酒を交わしながら会話させて頂くとわかります。しかし物事はなかなか進みません。知事や市長にもこうした場に来てもらって話を聞いてもらいたいなと思います。そういえば三日月知事とは、知事選挙前にお話しする機会があり、真野川河川改修についても力を入れて取り組むと仰って頂いていたのを思い出しました。
 私としては引き続き、地域の皆さんとともに、まちづくりに取り組みたいと思います。そのキーになるのが、この真野川河川改修に関連する一連の事業群であると考えています。


6月27日
 大津市議会の総合観光対策特別委員会でした。データを用いた観光行政の分析と展望について行政から説明を受け、議員間で意見交換も行いました。私からは行政が抱えているデータのオープンデータ化と、そもそものデータの信頼性確保について要望と質問を行いました。

 また8月27日に予定されている今年度の大津JC全体事業「大津っ子ラリー」についての会議に出席。今年の大津JCの子ども向け事業は「かるたの聖地」=「近江神宮」で開催されます。競技かるたを子どもに体験して頂こうというものです。競技かるたは、普通の百人一首とルールは異なり、100枚の内ランダムに50枚しか使われず50枚は空札です。そのうち25枚を自陣営、25枚が他陣営にあり、それらを奪い合うという畳の上のバトルそのものです。
 小学4・5・6年生が募集対象になっていますので、各学校で配って頂いているチラシを見てご応募ください


6月28日
 議会日程が組まれていない予備日のため、大学院の講義に8時45分から出席し、まるまる一日、統計学の理解を深めました。



 「Harvard Business Review」で、"Data Scientist:The Sexiest Job of the 21st Century”(データサイエンティストは21世紀で最もセクシーな職業)と言われている通り、データを分析できる専門家は、公共政策の分野でも今後、その重要性が高まると信じています。
 もちろん地に足をつけた泥臭い政治活動は日夜続けているつもり(正直なところ足も腰もボロボロ)なのですが、そうした活動の上に、データを使いこなせる政治家になりたいと思っています。
 例えば、大津市でも英語授業を小学生から始めましたが、その政策の実施前後の効果検証もデータを活用することでできますし、市民意識調査のサンプルを参考にして最も効果的で効率的な施策も考えることができます。
 個人的には議会局(事務局)に一名、データサイエンスを学んでいる大学院生(例えば滋賀大学データサイエンス学部生)を司書業務兼務でバイトで雇ったりすれば、議会全体の政策分析・提案能力が格段に上がると感じています。


 さて今から、本会議再開です。
 

大津市議会議員 藤井哲也拝



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