許されざる越市長の愚行。

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 私の一般質問(個人質問)が終わりました。今回も60分間フルに活用して政策提案や問題追及を行いました。
 質問の背景説明を含めた解説記事は後日書き進めていきたいと思いますが、とりわけびわ湖大津競輪場跡地の活用事業者選定に係る委員会について、とても許すことができない人選(委嘱)を越市長が行っていることについて追及しましたので、先だって簡単に概要だけ記載したいと思います。



 豊洲移転の是非を審議する委員会と同じように、大津市の競輪場跡地活用を検討する委員会を大津市行政も立ち上げたのですが、(なんと!!)その委員5人のうち3人が市職員(副市長、部長、部長)で、委員長には市長の出身事務所の弁護士がついているものです。市長に従順なボブルヘッド人形みたいな市幹部が委員を務め、果たしてこれは第三者的機関と言えるのだろうか?市長の考えを、第三者委員会と言う隠れ蓑を使って、客観性があるように見せかけて推進しようとしているだけではないのだろうか?
 この委員会は、単なる市長の御用機関とみられても仕方がないであろうし、審議過程も非公開なので完全な出来レースを行っていてもおかしくはありません。(せめて答申後は議事録をすべて開示するべきです)

 フェイスブックに一足早く記事を書いたのですが、そちらには多くの市民の皆様や、著名な行政学の先生からもコメントを頂きました。市民や議員だけでなく、専門家の方が見ても明らかにおかしな行為(愚行)だというのが共通認識だと思うのです。

 実際に大津市のように市長の部下である公務員が、行政の考えを反映させるために第三者機関に過半数入ることを許しているケースは極めて稀で、99%の自治体ではこのような愚行を行っていません。※市長(総務部長答弁)が言うには、全国の自治体でわずかに千葉県松戸市だけがこのような規定を置いているそうですが今後調査して事実なのかは確認したいと思います。

 今の大津市行政ではこうした案件が散見できます。いかにも第三者的機関に審議させれば、市民や議会を騙せると越市長は思っているのかもしれませんが、こうしたことを市民や議会(議員の中にはこの問題を知らない人がたくさんいた)が知るべき問題だと思い、私自身も議会討論や委員会質疑で取り上げたことがありましたが、改めて白日の下にさらすべく議会質問を行いました。
 ↗ 本件の委員会質疑(平成29年2月通常会議)に関する記事
 ↗ 本件の議会討論(平成29年2月通常会議)に関する記事


 こうした問題も、議会を傍聴していただいたり、私のブログやフェイスブックを見てくださった方しか知れないと思うので、“悪事千里を走る”という状況にはなかなかなりません。
 普段から議会でのやり取りを知らない多くの市民の皆様にとっては、「越市長はよく頑張っている」という評価なのかもしれませんが、実際は全然違います!

 私はこうした市長の市民(と議会)をバカにする姿勢をかねてから垣間見ており、本当に許せません。たまたま今日、市議会議員を以前 務められていた保守と革新それぞれ1名ずつの先輩からお電話を頂戴し、私の質疑の感想を頂戴しましたが、共通していたのは「まだ前の市長の方がマシやな。さすがに人の意見をもっと聞いていたし謙虚やった。越は完全に裸の王様やな」というものです。ネットで質疑を見て下さっていたある若い方からもメールで感想を頂きましたが、「ふざけてますね。大津市の闇を見た気がします。もっと追究してください」と激励の言葉を頂戴しました。

 越直美さんの市長としての資質にかねてから疑問を持っていますので、正義面した化けの皮を一枚ずつはがしていかねばならないと感じています。


大津市議会議員 藤井哲也拝



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