2期目後半の重点政策。

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 五月の大型連休も終わって今日から平常活動です。
 大津市議会では慣例的に議長職・副議長職が1年交代となっています。
 ということで、毎年5月臨時議会が開催され、そこで新議長と新副議長が選出され、所属常任委員会の決定等がなされることになります。

 大津市議会において議長は立候補制が採られており、現在のところ立候補者は仲野弘子議員1名だけですので、そのまま選出される運びとなりそうです。議長立候補には「候補者を除く3人以上の議員の推薦」という要件があり、昨年京都新聞などでも取り上げて頂きましたが、そうした要件を越えらえず、わが「志成会」からの立候補はかないませんでした。

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 2期目の議員任期も折り返しを迎えました。
 残された任期を考えると、あれもこれも実現するのは難しいと考えており、特に重点的に推進したい政策について、選挙公報の記載内容をベースに作成した「政策集(政策アジェンダ2016-2018)」から抽出し目標を改めて設定しました。




 このほかにも当然 大事にしている政策は多いのですが、あれもこれもやろうと思うと、結局何もできなくなってしまいます。市民生活向上につながることや、自身がやりたいことに意識や労力を集中し、物事を動かしていきたいと思っています。

 上に掲げた政策目標は、これまでも継続してきたことばかりです。
 地域と学校との連携推進についてはコミュニティスクールの実施校が増えてきており、ようやく成果が現れ始めていたり、大津市のブランディングや人事制度改革も着手され一定の成果が出ているように思います。
 しかしまだまだ不十分です。議員活動自体は精一杯やっていますが、議員活動をやっていて難しいと感じるのは、執行機関(行政府)というフィルターを通じてしか、政策推進ができないことにあります。私が仮に市長ならもっと大津市をよくできると感じることが多いのですが、そうした思いは執行機関(行政府)を通じでしか叶えることができません。
 議員として最大限の働きをして市民福祉の向上につなげていくためには、地道・着実に尽きるのかもしれません。
  
 
 逆に今後2年間の活動において、これまでと異なる点は、先の記事にも記載したように統計学を始め、公共政策大学院において様々な知見を習得していることです。
 大津市の行政評価の取り組みが全然ダメだと思えたのも、行政評価制度の全国的なスタンダードや今後のあり方・トレンドを知ることができたためで、そうした知見を得る機会がなければ、そもそも大津市の行政評価制度に課題があるという認識さえ持たなかったと思います。

 また地元「真野」においては、ふれあい鯉のぼり祭り真野の運営委員長職や、農業振興サークル「マノ・パイオニアサークル」の会長職などを務めさせて頂く中で、地域に根差した活動をこれまで以上に展開できると思います。
 2つ前の記事にも記載しましたように、10人いれば10通り視点があります。そうした視点や考えを取りまとめて物事を動かしていくためには、基盤的な人間関係や普段からのコミュニケーションが欠かせない部分があります。最初はヨソモノ(みんなの党・他学区生まれ)で地域の課題についてほとんど何も知らない状態でしたが、徐々に顔見知りの方も増え、各種活動を通じて人間関係も構築できてきているように感じています。

 
 議員活動2期目の後半に当たり、これまで培ってきた知見や地域での関係性を活かし、市民生活にプラスとなる活動を行っていきたいと思います。


大津市議会議員 藤井哲也拝



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