大津市議会2月通常会議がもうすぐ始まります。

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 来週20日に4月以降の来年度予算案を審議する、年間を通じて最も重要とも言える2月議会が始まります。今週は議案や予算案説明が連日入っています。昨年10月・11月の決算常任委員会で指摘させて頂きました点を踏まえ、市民福祉向上のために効果的・効率的な予算となっているか確認をしていきたいと思います。また先の監査意見の観点からも改善がなされているかも要チェックです。

 2月議会を前に、一般質問の作成準備を進めており、その一環で大津市議会が提携している龍谷大学の図書館にレファレンスサービスで訪れました。「地域ブランド調査」という一冊7万円もする書籍を龍大さんがお持ちでした。地域ブランド力調査では、様々な観点から、全国の自治体に対する意欲・イメージ調査が行われており、そうしたデータを様々な指標と組み合わせることにより、いろいろな示唆を得ることができます。
 例えば、14歳未満の子どもの転入者数と各自治体に対する意欲・イメージ調査を組み合わせると以下のような相関分析を行えます。



 上表においては、子どもの転入には、自治体の認知度と訪問率、生活が快適なまちというイメージが影響を与えている可能性が高いと言えます。意外にも居住意欲度や教育子育てが充実しているイメージというのがそれほど影響がないようで驚きです。統計自体は非常に「有意F」が低く、「R2」が高いので信頼性があると考えられます。

 まだ公共政策大学院では統計学はサワリの部分しか扱っていませんのでもっと勉強していかねばなりませんが、物事を数字の面から評価し、数字・エビデンスに基づいた政策提言を行っていくには有効だと感じています。


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 さて最近は、議員活動を7年やってきた中でも、非常にタフな地域案件に取り組んでいます。
 なんとか最悪の事態は回避できそうですが、まだまだ油断ができません。地域に多大な影響が出かねない案件であり、風評被害が出てもいけませんのであまり多くを語れませんが、本当に難しい案件です。この問題を生み出している当の本人が自覚してもらわないと根本的に問題解決には至りません。人間関係も絡み、メンタル的に正直けっこうしんどいです。先週はほとんど寝ることができませんでした。
 今回の案件は、仮に無事やり遂げたとしても成果として公表することができません。しかし見てくださっている方はきっといると信じ頑張るしかありません。

 
(左)龍谷大学瀬田学舎 (右)子どもが家内と一緒に作ってくれたバレンタインデイ用クロワッサン


大津市議会議員 藤井哲也拝



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