高島市議会議員選挙はじまる。

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 本題の前にご案内です。
 私の大学時代の盟友が現在、母校・立命館大学の公務研究科の助教になっています。彼が企画を担った立命館大学公務研究科創立10周年記念イベントが今度の日曜日(1月29日)に開催されます。


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 なんと!基調講演の講師は、前京丹後市長の中山泰さんです。
 地方政治に関わっている方はご存知の方も多いと思いますが、京丹後市は地方創生の最先端を走りすぎて、突っ走りすぎたため、「あまりに非現実的」とさえ評価された計画を策定されました。(東洋経済新報
 敢えて、こうした人選で創立10周年記念事業をしようとする姿勢は、立命館大学、いまだ反骨心衰えずと感じます。
 一般的に玄人筋から京丹後市は失敗事例とされることが多いようですが、もちろん策定者からすると違う視点や反論があると思いますし、独自の見解を持っておられると思います。地方創生をリアルに議論しようと思えば、そうした自治体の長だった方のお話を題材に、改めて地方創生について考えを深めることは意義があることのように感じます。
 ぜひ自治体関係者や地方活性化に関心ある方には参加して頂きたいと思います。


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 大津市の北隣にある高島市で市長選挙と合わせて、市議会議員選挙がスタートしました。
 私が住んでいる地域が湖西・真野であることから、近くの高島市とも政策課題が共通するものが幾つかあり、特に湖西地方の活性化(少子化対策・人口減少対策)や、将来的な湖西線の経営分離の懸念などがあります。
 保守系議員を中心に何人か懇意にさせて頂いている方がいて、今後も一緒にそういた課題に向き合い、協力しながら課題解決に取り組んでいきたいので、応援している皆さんには是非がんばって頂きたいと思います。

 また予てから親交あり地方政治家の鏡として尊敬している「万木ゆたか」さんが、上野賢一郎衆院議員秘書を辞められて出馬されることになりました。いろいろと苦難を経験されてこられたからこそ、これまでの2期よりもバージョンアップした政治活動をして頂けるものと期待しています。
 しかしながら、準備期間が実質的に10日余りということで、客観的に見て厳しい状況にあると思います。そうしたことから、大変微力ですが、出陣式に寄せさせて頂き、マイクを握らせて頂きました。



 勝って頂きたいです。もし高島市の方でこのブログをたまたま見て下さっている方の中で、まだ応援する方がいない方には、ぜひ万木さんをお願いしたく思います。宜しくお願いいたします。


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 先日来、書いてきた私が請求人となっての観光プロデューサーの在籍出向負担金を巡る住民監査請求ですが、大津市に対しては、問題がある現在の事務執行の是正を求める「意見」が出されましたが、「勧告」ではなく、その意見の扱いは自治体の良心に委ねられており、制度上の問題があるように感じます。

 そうした中、先日報道があったように、この国会において、自治体の監査制度を抜本的に強化し、監査結果の重要な指摘については監査委員が自治体に対して是正を勧告できるような制度が新設される法案を提出しようとしています。
(参考)読売新聞1月19日記事

 いまの大津市の不誠実な姿勢にあっては、監査意見を素直に聞き入れない可能性もあるため、監査委員が勧告を出せるようになることは、大変意義ある法改正だと感じます。

 
大津市議会議員 藤井哲也拝

 

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