参議院選挙が終わりました。

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 参議院選挙が終わり1日が経ちました。
 市長選挙や衆議院議員選挙と異なり全県1人の戦いですので、他の選挙に比べて遠い感じを受けました。そうした中にあっても最終盤では私のような末端無党派議員に対しても、応援要請を頂戴し、微力ながらかねてより応援する意思を示しておりました小鑓隆史候補の応援に入りました。

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 駅立ちでのチラシ配りや、演説会への人集めのお手伝いをさせて頂きました。
 
 そういえば、国会議員って一体何をする人なんでしょうか?
 お祭りとか式典に来て挨拶をするのをよく目にされると思います。でも国会議員の仕事の本分は、法律を決め、予算配分案を決め、国際条約を批准することだと思います。自分の『代理人』として、(パフォーマンスや見た目ではなく、)国会で、自分や家族の生活をよくなる行動をとってくれそうな候補者を選びたいと念じ、今回は私なりの政治活動をさせて頂きました。

 今回私が応援したのは、滋賀選挙区は小鑓候補、そして全国比例区は渡辺喜美候補です。
 
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 おかげさまで私が応援していたお二人は当選となりました。もし私の呼びかけでお二人に投票をして頂いていた方がいましたら大変嬉しいです。ありがとうございました。

 選挙結果は、ほぼ事前に想定していた通りの結果でした。思ったよりも民進党が議席をとったように思いました。(代わりに共産党が予想より少し少なかったです)
 ただ、選挙中はほとんど話題にならなかった憲法改正発議については、なぜか投票後になってからマスコミこぞって取り上げているのは大変な違和感を覚えます。これだけ「改憲勢力が2/3になった!」と報道するのであれば、重要な争点として事前に報道をすべきです。国民に対して誠実な対応であると私は思えません。

 今後2年以内に行われるはずの(安倍総裁の任期が切れるから)改憲の国会発議と、その前後の次期衆院選に向けて、日本は国論を二分する重要な時期を迎える予感がしています。
 少なくとも、憲法審査会が素案作りを進めるにしても、改憲論議が社会全体でなされること自体は私は良いことだと思います。この際、変えるなら変える、変えないなら変えないをしっかりとした方がいいように思います。
 現実的には、公明党と維新の会の協力なくして、改憲の国会発議はできないことから、両党の主張が大きく取り入れられる可能性があります。以下、両党ホームページ記載の文言を備忘録として転載します。


---公明党---
日本国憲法について、公明党は、戦後日本の平和国家としての基礎になったと高く評価しています。
特に、恒久平和主義、基本的人権の尊重、国民主権主義という憲法3原則は、人類が長い時間をかけて獲得してきた普遍的な原則であり、これからもずっと守り続けていくべきだと考えています。
憲法改正に対し、公明党は「加憲」の立場をとっています。

「加憲」とは、憲法3原則を守りながら、時代の進展に伴う新しい考え方・価値観を憲法に加えることです。
時代の経過によって、憲法制定当時に想定していなかった事態が生じて、それに対する対処が必要になってきたときに、いわば足らざるを補うという意味で、憲法に規定を加えることもあるというのが「加憲」という考えの基本です。

日本国憲法 第9条第1項、第2項は平和主義を体現した規定であり、これは堅持しなければなりません。ただ、憲法上規定のない自衛隊について、存在や役割を明記したほうがいいという議論もあるようです。昨年、日本国憲法のもとで許される自衛権の限界を、平和安全法制の整備で行なったところです。第9条の改正は必要ないと考えます。

大事なことは、何を守り、何を変えようとするかであり、改正の必要性や具体的なテーマについて、しっかり議論していくことです。「改憲」か「護憲」かという物差しではなく、「改憲のやり方」や、「何を改憲するか」の議論が大事であると考えています。

改正にあたっては、国会で議論を深め、国民と方向性を共有していくことが重要です。その際、大切な点が二つあります。一つ目は「改正ありき」「期限ありき」ではないこと。幅広い民意を集約した結果としての憲法改正でなくてはいけません。もう一つは、与野党を超えた幅広い政党による合意です。国会の中で与野党を問わず、幅広い合意形成の努力をしてまいります。


---維新の会---

お維新憲法改正


大津市議会議員 藤井哲也拝




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