こどもソーシャルサポートセンターOPEN!、大津市ポンプ操法大会。

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 明日(6月6日)から大津市議会6月会議が始まります。
 今議会では特に大きな問題はなさそうに感じていますが、細心の注意を払って審査には取り組みたいと思います。補正予算で「葛川細川方面と堅田駅間のデマンドタクシー経費」が組まれているのは最低限の措置ではありますが、なんとか日中の公共路線が維持されることとなり一安心であります。

 一般質問の事前通告の〆切が毎度、議会開会2日後の正午となっており、今回は6月8日(水)が〆切です。大津市議会では「読み原稿」まで提出しなければなりません。
 世間一般的には、一般質問の場で先手を打つ議員側が有利なように思われることもありますが、いわゆる相撲などでは有名な「後手の先手」が効いており、答弁者である行政側は議員の質問に対して、正面から答えるか、いなすか、曖昧な態度をとるかなど、自由に方向付けを行うことができます。

 議員としては(行政側が議員の質問原稿を事前に知っているのとは異なり)、答弁内容はその場で聞いてからしか分からず、行政側は時に(まるで自動車免許の筆記試験かのように)誤認してもおかしくない表現で答弁し、議員側の攪乱を誘うこともあります。
 議員側に再質問の権利はありますが、質問時間は答弁時間を合わせて60分間で、同じ質問を何度もすることができませんので、最初の答弁次第で行政側は追及を切り抜けられやすくなっています。基本的に読み原稿を提出する段階で、「後手の先手」は確定的なものとなっています。

 大学院で共に学ぶ方の中には行政関係者や他市議員もおられ情報交換することもあります。聞いてみると、読み原稿を事前に行政側へ提出している比率というのは、思ったよりも多くないようです。大津市議会も先進議会と自称するのであれば、一般質問の事前通告のあり方についてもより開明的であるべきだと思います。

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 少し前になりますが、「こどもソーシャルサポートセンター」が大津市浜大津にオープンしました。かねてから子どもの貧困問題に取り組んでこられ、トワイライトステイ事業や子ども食堂事業をされてきた社会福祉士の幸重忠孝さんが、これまで京都山科で開設されていた子ども生活支援センターを大津へ機能拡充して移転されてきたものです。

 オープニングイベントがあり参加させて頂きました。

こどもソーシャルサポートセンター大津28年5月

 大津市の次世代支援計画の策定段階においても、パブリックコメントで積極的に提言を成され、施策内容や目標指標の変更を行政に認めさせるなど、大津市の福祉政策にとっても大変意義ある活動をされています。

 この分野では以前わたしの事務所に来てくれていたインターンシップ学生が在学中に「中3学習会」という貧困家庭の子ども達の居場所づくりをしていたことに続き、その後も滋賀県社会福祉協議会に就職し活動をしてこられたことなどをきっかけに、私自身も問題認識を深めてきました。
 以前から、幸重さんの活躍は各方面から聞いていたこともあり、今回は2回目の活動報告会の参加でしたが、あらためてその活動の社会的意味を知ると共に、行政として、議員として、もっと取り組んでいかねばならないと感じました。

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 本日は「第23回大津市消防操法大会」でした。
 私は今年から本部分団へ派遣されていて、こうした大会を本部団員として支援しています。
 瀬田の公設卸売市場に朝7時集合だったので少し早起きしましたが、なんとか無事に間に合い、9時の開会に向けてテント張りなどに従事しました。大会中は、雨が降っていたので、ポンプ操法をされる選手が滑らないように、スポンジを使って路面の水を吸い取る作業を繰り返していました。

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私も数年前に小型ポンプの一番員で出場したことがあり、今でも当時のことを思い出します。大会までに数ヶ月間練習するのですが本番はほんの数分で終わります。それでも皆さん頑張ります。
 今日は雨の中、運営に関わられた方や出場された方、本当に大変だったと思います。
 さすがに私もここ最近ずっと休みがないのと、足がまだ万全ではなく、どっと疲れと痛みが出てきました。 
 しかし一般質問の質問〆切が迫ってきており、いまは休むわけにはいきません。水曜日の正午の〆切までは夜通しかけて原稿作成に取り組んでいきたいと思います。


大津市議会議員 藤井哲也拝




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