越市長2期目に期待したいが・・・いきなり激しい怒り。

ホームブログ>越市長2期目に期待したいが・・・いきなり激しい怒り。



 本日、大津市議会全員協議会(全議員参加の協議会)が開催され、2期目をスタートした越市長から冒頭あいさつがありました。

28全員協議会1月


 挨拶前半は「これからの4年間で住み続けたい大津」を作りたい決意などをお話しされ、後半では次のように述べられました。

 これまで議会の皆様とは二元代表制の下、それぞれ市民を代表する立場としてこれまでの4年間議論を重ねてきた。私は市政においては党派にかかわらず市民の皆様の声、市民の皆様の意見をどれだけ市政に反映できるかということが一番大事であると考えている。
 私は一人であり、市民の皆様の声をすべて聞けるとは限らない。議員の皆様がそれぞれの地域、またそれぞれの支援者の方や団体の方からお聞きした意見や思いもぜひとも聞かせて頂き、ともに市民のために議会の場、またそれ以外の場でも議会の皆様と議論を深めていきたいと思っている。
 これからの4年間も市民の皆様のために、ともに市民を代表する立場として働けること、ご支援を心からお願いし挨拶とする。


 言うまでもなくこうした発言の背景には、これまで4年間そうしたことができてこなかったと越市長自身が自覚してのことだと思います。いずれにせよ、仰ることが実現するなら素晴らしいことで、大変喜ばしいことだと思います。ぜひ市民や議会の多様な意見を聞き市政へ反映してもらたいと感じました!


*****

 と思った矢先に事件は起こりました。

 全員協議会の終了後に行われた施設常任委員会正副委員長への報告、そして会派への報告事項において、大津市企業局がこれまでガス需要開拓のために設置してきた明日都浜大津にあるガスショールーム「キットココ」を、「今年3月末で閉鎖することを決定した」と聞きました。
 
 「キットココ」は私自身、コストに見合った需要開拓に十分貢献していないのではないかと思い、何度かその必要性を問うてきましたし、今更なくなっても大きな影響はないと思うので閉鎖自体は仕方ないと思うのです。
 大津市の答弁・姿勢はこれまで「一定の営業開発につながっている」というものでした。それが一転コロッと閉鎖すると。
 今年度、私は施設常任委員会の副委員長をさせて頂いており、こうした方針転換などについては市民を代表して真っ先に報告を受ける立場にあるのですが、そうした報告や相談は一切受けてきませんでした。今日まさに聞いたばかりです。しかもすでに「決定した」後で。

 先ほどの大津市長の議会への挨拶は一体なんだったのでしょうか。議会や市民の意見を聞き、市政へ反映していくのではないのでしょうか。公営企業である大津市企業局が独断で、市長にも知らせずに決定してしまったのでしょうか???

 言うことと、やっていることが全く異なります。
 これは過去4年間で何度もあった光景です。
 議会や市民は越市長から完全になめられているし、軽視されています。
 今後に大いに期待できる市長挨拶の直後の手のひら返しだけに激しい怒りを覚えます。
 議会に対してこれですから、きっと職員間でのコミュニケーションは、上で決めたことの押しつけなのでしょう。パワハラが横行するわけです。極めて残念。
 
 こうした説明不足、議論不足の判断であっても、結果よければ「さすが市長!」と思われるマスコミの使い方をするのでしょう。たいがいにせよと思います。


*****

 別件。びわ湖大橋の維持管理有料制度が平成41年まで継続されることに伴う、国道477号線の道路拡幅工事について進展があり、担当課から説明がありました。
 (総じて建設部は事前説明をしっかりして下さることが多いです。)

2801びわ湖大橋

2801国道477拡幅

 びわ湖大橋~湖西道路真野ICまでの間を4車線化する工事に向け、いよいよ来年度から動き始めます。「地形測量」が早速行われることになり、順次、詳細設計→用地買収→道路工事へと進んでいきます。
 大津市が担当する部分は、都市計画道路や里道などとの接道点の整備などです。

 平成41年完成ということなので13年後の話になりますが、地域にとっては混雑解消が期待できる点で大変嬉しいことです。一日も早く実現されるように私も協力できる部分があるならやっていきたいと思います。


大津市議会議員 藤井哲也拝




▲ページのトップへ