【大津市長選挙】 つただ恵子さんが落選。こし直美さんが再選。

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大津市長選挙2016年選挙結果


 4年に一度の大津市長選挙の投票結果が確定しました。
 投票率は47.97%で、前回よりも10889人多く投票されて投票率も上がりました。
 大津市の未来を決める市長選挙の投票率が伸びたことは素直に嬉しく思っています。

 さて今回の大津市長選挙で私が推していた つただ恵子 さんは落選しました。
 投票して頂きました皆様、応援頂きました皆様、誠にありがとうございました。感謝申し上げますとともに、良い結果を報告することができなかったことを深く反省をいたします。

つただ恵子大津市長選挙投票日


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 率直に申し上げると、肌で感じていたよりも票数に差が出たと思っています。
 何が原因かは今後詳細な結果分析がされると思いますが、私の手元にあるデータだけで考えてみると、「政党支持なし(無党派層)」の皆さんの多く(5割程度?)が越さんへ投票したこととなっており、また「政党支持なし」の皆さんの多くが、越市政4年間に「問題はなかった」と考えておられたようです。

 市政を間近に見る私からすると、これまで4年間は多くの重大な問題を抱えていて、これまでもブログやフェイスブック、または街頭活動などで訴えてきたところですが、そうした問題点を分かりやすく皆様へ伝えることができてなかったのかもしれません。もっと勉強して、もっと創意工夫して取り組んでいきたいと思います。

 越さんからすれば、一般的には無風と言われる2期目選挙において中盤まで激しい追い上げに合うなど、大変厳しい選挙だったと思います。再選されたことは何よりの民意でありますが、同時に批判票というか対立候補に入った票数(7万4704票。蔦田さん+川本さんだけを足しても6万4073票)の方が、越さんの票数(5万4255票)を大きく越えており、対立候補票が前回市長選(6万4944票)よりも増えたことも民意として受け止めて頂きたいと思っています。
 今後、本人が選挙中に述べてきたように、市民や議会との合意形成を大切にした市政運営をされていくのであれば、大いに期待をしたいと思っています。
 こうしたことは本日、対面で越さんに直接お伝えしました。


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 今後の私自身の姿勢については、もちろんこれまで通り是々非々の姿勢で取り組みます。
 市民の皆様の生活にとって、良い部分は評価し、悪い部分は徹底して議論したいと思います。
 
 さっそく、2016年度当初予算を審議する2月議会が始まります。
 議会にはこれまで一切説明がなく、選挙間近に対立候補の政策にかぶせるかのように公表された「競輪場跡地のスポーツ関連施設(グラウンドゴルフ場など)としての活用」や「市立幼稚園の3年保育の開始」などは当然追及がなされるでしょうし、選挙争点から避けられた 合併特例債発行期限と関連する「市本庁舎建替え」の問題や、選挙前に市民対話会で述べられた、大津北部活性と関連する「大津湖西台開発」の問題、「中学校給食の平成30年からの開始」なども重要な課題政策となるはずです。

 これからは議会がその真価が問われると思います。
 がんばります。



(「幸あれ」が転じて「サンヤレ」と呼ばれる毎年1月17日の大津市真野のお祭り)



大津市議会議員 藤井哲也拝






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