越市政4年間の総括(6)~越市政の通信簿~

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さて越市政4年間の総括として、私自身が大切にしている5つの政策分野について、私なりの評価を行ってきました。
大変僭越ではありますが、「通信簿」として以下の通りまとめたいと思います。


越市長の通信簿


「財政構造改革」や「産業活性化」などは良くも悪くもない評価です。(5段階評価で3)
しかしこの4年間(2011年~2015年)は、国としても景気が悪くなかった期間でした。消費税増税による消費や雇用減退期もあったものの、インフレ政策への転換などにより、大手企業中心に景況感がよかったことが、財政や産業活性に一定のプラス効果があったと思います。(逆にその前の4年間はリーマンショック後の非常に苦しい時期でした)

一方、市民主役のまちづくり(2)や、人口減少対策(2.16)、行政改革(2.33)は低い評価です。
実際によく見てみると、越市長の4年間というのは、あまり良い成績ではありません。市長が一丁目一番の政策として取り上げた人口減少対策については人口減少の流れを止めることができず遂に大津市でも人口減少に転落してしまいました。改革も市民置き去りのものだったと思います。市民も議会も軽視された4年間だったように思います。

総じて、「2.5」という私が見た越市政への評価(3.0が標準値)は、おそらく良いものではありません。
赤点まではいかずとも、「どちらかと言えば悪い」に該当すると思います。

但し、二元代表制を根本とする地方自治にあっては、議会も一定の責任を担っています。越市政への低い評価というのは翻って議会自体の評価であり反省材料でもあります。そうした観点から言えば、市長が変わるか、または議会が変わる必要があると思っています。

私の越市政への評価は大変低いものとなりましたが、越市政4年間を評価するのは市民の皆様です。
皆様はどのように4年間を振り返り、評価されますでしょうか?
私自身の総括が一体どれくらい役に立つのか分かりませんが、少しでも参考にして頂けるようでしたら、大変嬉しく思います。


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大津市議会議員 藤井哲也拝





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