大津市都市計画マスタープラン まちづくり会議。

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明日が今議会に提出されている議案の採決日となります。
終われば天皇陛下誕生日とクリスマス。子ども(3歳)も今からサンタを楽しみにしています。

この土曜日は大津市北部地域文化センターにて、「大津市都市計画マスタープラン まちづくり会議(北部ブロック)」が開催され、消防団員の枠で参加させて頂きました。

大津市まちづくり会議①


まちづくりの根幹計画となる「都市計画マスタープラン」は、平成28年度が現行計画の最終年度となっており、平成29年度から始まる新しい計画作りのため、策定作業が進められています。

同時並行で策定が進められている「大津市総合計画」や「大津市国土利用計画」とも関連するものであり、計画期間である12年間だけではなく、今後20年間、30年間を方向づける大変重要な計画ですので、時間をかけてじっくりと、市民意見を把握しながら、策定していく必要があります。

「市民の声を聞こう」ということで、この度、まちづくり会議がブロック毎に開催される運びとなり、北部ブロックは旧堅田町域の7学区(葛川、伊香立、真野、真野北、堅田、仰木、仰木の里)で構成されることになりました。

第1回目となった「まちづくり会議(北部ブロック)」では、参加者同士の意見交換を行うワークショップがメインで、自治会や消防団など様々な立場の人が集い、意識共有をいたしました。
こうした意見が、都市計画審議会でしっかりと共有されなければ、単に「市民意見を聞く機会を設けた」という帳面消し事業となってしまいます。それぞれ大変忙しい立場の方々がわざわざ参加している会議ですので、そうしたことを大津市や、都市計画審議会のメンバーには十分に理解して頂き、住民主体の計画作りを進めて頂きたいと切に願っています。

大津北部ブロックの課題として、少子高齢化が大津市の他の地域に比べ早く進展しつつあります。特に葛川や仰木、伊香立などは時間的猶予はなく、真野北や仰木の里も第2世代が定住しなければ、近い将来大きな問題になると感じます。
堅田学区など、都市のコアを活性しつつ、それ以外の各学区が持つ魅力をを際立たせて(ブランディング)、生活ブロック圏として魅力を再構築していく必要があります。

特に北部ブロックの特性としては、交通利便性が良い半面、生活道路の混雑がひどい状況です。また兼業農家を中心にまだまだ農地が多い地域でもあります。その他には、まだ活用されていない貴重な市街化区域(大津湖西台や真野佐川など)も点在していることからポテンシャルがある(のりしろがある)地域とも言えます。
地域活性化に向け、意見を申し上げる貴重な場ですので、この会合は大切にしたいと思います。

明日の本会議(議案への討論・採決)は13時30分開会となります。
インターネット中継もされますのでもし良ければご覧くださいませ。先の記事記載の事柄にも会派討論で触れる予定です。


大津市議会議員 藤井哲也拝



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